お外で、えっち!2
2013.12.03 (Tue)
今日も、お歳暮の品定めで街ブラ。
主人の付き合いや、親戚が多くて、
贈り物に間違いがないか結構たいへんなんですよ。
昨日同様、街中でお声掛けがありました。
「お美しいですね。ご一緒に美味しいコーヒーでもいかがですか」
素敵なロマンスグレーの紳士でした。
趣味の良いジャケットの柄を覚えています。
私を誘ってどうするつもりなんでしょうね。
お茶した後、身体の関係を結びたいのでしょうか。
男の人って、もう、怖いわ。
高校1年5月の連休、美術の宿題のために、
友人たちと近くの丘にスケッチに行きました。
帰りの道、お手洗いを使って皆に遅れた私は、
駐輪場までの緩やかな山道を近道したんですけど、
途中でちょっとショックな光景を見ることになったのです。
微かな泣き声が聞こえたように思え、
恐々脇道を数メートル程入った私は、思いもかけず、
若い恋人たちが、抱き合っている姿をみることになりました。
外人さんたちでしょうか。
男の人の逞しい腰が、ちょっと滑稽に動いていて、
その動きに応えるような女性の声が聞こえていました。
二人の身体がひとつに繋がっていることは、
間違いないと思えました。
爽やかな青空の下、美しい新緑の中、
その姿は、嫌らしいというよりも、
本当に綺麗とさえ感じられました。
昔から、男の人って、こうやって自分の本望を遂げ、
女の人も、こうやって、
好きな人のものを受け入れていたんだなぁって、
口に両手を当てながら、
そう、思ったのです。
僅かな時の後、
男の人の唸るような声と、
女の人の細い悲鳴のような声がほとんど同時に聞こえました。
辺りに戻った静寂、
遠くで聞こえる小鳥の鳴き声、
白い敷物、
そして、
二人の傍らにあった可愛らしいキテイちゃんのハイキングボックス、
今も鮮明に覚えています。
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