M先生とのこと2 出会い2
2015.07.29 (Wed)
講義が始まって暫く経った週末、
「ねぇ、明日、M先生の授業の、コンパがあるんだって」
そう友達から言われて、やっぱり、迷うことなく参加することにしました。
大学から離れたレストランに、個室予約してありました。
一年間先生の講義を受講する10人ほどの女子学生の中心に、
M先生が嬉しそうに座っておられました。
ワインで乾杯して、美味しい料理いただきましたが、
話題は先生の講義や、これまで行かれた旅行のお話などで、
楽しく盛り上がったんです。
少し座が乱れて、偶然に先生の隣の席に。
お皿に、お料理よそったり、お酒ついであげたり、
かいがいしく先生のお世話しましたよ。
「あなたみたいなお嬢さんが、大学にいたんだねぇ」
そう言われて注がれたワイン、飲みすぎるかなぁって思いながらも、
勧められるがままに、グラス傾けてしまったのでした。
そんな僅かな時間だったのに、知らないうちに、
どんどんと先生の魅力に惹かれていっていたんですね。
「女学生といろいろあるんだって」
そんな先輩の言葉、その時は、思い出せないでいたのでした。
暫く歩いた路上から、誘われるままに、一緒にタクシーに乗ったの覚えています。
先生のマンションまで、僅かな時間でした。
「可愛らしい顔をしているのに、こんなにいやらしい身体をしてるんだ」
時折、手の平が、私のたわわな乳房に被さると、その張りを楽しむように揉んでいました。
男の人にしては細く長い指の間に、膨らんだ乳首を摘ままれながら、
これから身体を繋ぎ合う相手に、
女として、されるがままに自分の身体を開いていたのです。
先生の熱い男の人のものが、私の僅かに開きかけた恥ずかしい秘唇と、
膨らんだ柔芽を何度も擦り続けていました。
そうしながら、その先からにじみ出た、
おびただしい透明な液が、私の女のひだを濡らしていたんだと思います。
その動きに誘われるようにして、私の身体の奥からも、先生のものを迎えるための蜜液が、
驚く程沢山、流れ伝い始めたのが自分にも分かっていました。
太い先で、私のものをゆっくりと押し開きながら、
「いいんだね」って、震える身体を見せながら喘ぐ私に、
そう声を掛けたんです。
先生のものが、身体の中を少しずつ進み、私、胸を仰け反らせ細い桃色の声を漏らしました。
奥にまで届いたものを、私の身体が正直に絞めつけ、
そして、それに応えるようにして、先生のものが、何度も脈打つのが分かりました。
「すごく、絞まるんだね」
そう言った先生、数か月前に二十歳になったばかりの私の身体を、
ゆっくりと楽しみ始めたのです。
身体がしっかり繋がり合って、少しだけ、動きが強くなっただけなのに、
それまでの男の人との営みでは、経験のないような強い悦びを感じました。
今までとは、まったく違う、愛され方だったと思えたのです。
何かわからない先生の良い匂いに包まれ、私は、何度か悦びに昇り詰める声を聞かせました。
動きの速くなった先生の背中を両手で強く抱き寄せると、
きっと、いくらもしないうちに、身体の奥に注がれるだろう男の人の液を、
私から先生に涙声でねだったのです。
それからのことは、よく覚えていませんが、
先生の唸るような声と同時に、繋がり合った腰が、ひどく強く押しつけられ、
そして、身体の一番奥に、温かなものを感じたこと、覚えています。
薄紫の夜明けの柔らかい光が、
少しだけ開いたカーテンの隙間から、射しこんできていました。
その淡い光の中で、自分の身体が揺れていることに気付いて、
薄らと目を覚ましたのです。
乳房を揉まれながら、後ろから愛されていることが分かりました。
私は、細い声を上げながら背中を振り返ると、
微笑みを浮かべていた先生に、慌てるようにして、くちびるをねだったのです。
そうやって、始めて先生に抱かれた次の週も、
誘われるがままに、そのマンションに続く緩やかな坂道を、通っていました。
思いもかけない時間が流れ出したこと、自分の身体が、先生のものに染まり始めたこと、
どうすることもできず、納得させられていたのです。
こうやって、M先生とのお付き合いが始まり、
大学を卒業するまでの二年近くの間、
私は、先生のこと、ひと時も忘れられない女でいました。
いろいろなことがあり、いろいろなことをさせられました。
けれど、先生と過ごしたその時間を、今も、後悔はしていないんですよ。