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いとこ同士は鴨の味

2014.04.29 (Tue)

「いとこ同士は鴨の味」って言葉、ご存知ですか。
「いとこ同士の夫婦の仲は非常に睦まじい」って意味だそうですね。

私にも、何人かのいとこがいて、幼いころから、仲良くしています。
中でも、同じような年齢で、気心の知れた純君とは、
お互いの兄弟も含め、親しくしている、いとこなんですよ。
私の父親と純君のお父さんが兄弟で、更に母親同士が、遠縁ということで、
普通のいとこよりも、少しだけ血縁の繋がりが深い関係になります。
小さい頃から、兄弟と間違われるほど、顔や姿が似ていたし、
私自身が感じるほど、
立ち居振る舞いに違和感がないんだなぁって、
思うことが多かったのは確かでした。

叔父さんの仕事の関係で、純君、今は、九州の福岡に住んでいますが、
このお話の頃は、北海道の国立大学で彼、生物の勉強していました。
時折集まる法事などでは、親しく話をすることが多かったんですが、
まさか、あんなことになるなんて、思ってもいませんでした。

前に書いたように、
私が大学に入学して、男の人との初めての経験を済ませたころ、
毎年の恒例になっている、親戚一同での法事が福岡で開かれ、
その後は、いつものように、いとこたち四人で近くに小旅行に行くことにしていました。
行先は、長崎のハウステンボス、
行ったことのなかった私は、随分と楽しみにしていたんですが、
法事の前日になって、予定していた二人が仕事の都合でドタキャン。
けれど、折角だからと、純君と私は、予定通り、
博多からのハウステンボス号での、快適な列車の旅を始めたんです。

485huis3.jpg

途中でお弁当を買って、二人での楽しい時間を過ごしました。
私たちにとっては、いつものいとこ同士の振る舞いだったけど、
傍から見たら、きっと仲の良い恋人同士のように見えたかもしれませんね。

昼前に洒落たハウステンボス駅に到着。
まぁ、ちょっと、感激。
だって、降り立ったこの駅から、もう、異国の佇まいなんですもの。

Domtoren_huistenbosch.jpg

煉瓦の敷き詰められた歩道を歩いて、いよいよ、入場。
純君が、手際よく手続きをしてくれました。
まずは、荷物を置きに宿泊先のフォレストヴィラまで、
二人並んで、木洩れ日の中をのんびりと歩きます。
爽やかな風が吹きわたって、ああ、いい気持ち。
来て、良かったわぁ。

htb_forest2.jpg

フォレストヴィラは、ハウステンボスの中にある別荘を思わせるコテージ。
二階建てで、独立した2ベッドルームと、テラス付きのリビングで構成されているので、
今回のように、家族や親しい友達との宿泊には、良いホテルだと思います。



ドタキャンのお陰で、ちょっと贅沢なツインの寝室を、
それぞれが一人で使うことにして、荷物を置き、早速、散策開始。
高さ105mドムトールンからの展望は、
見事なハウステンボスを一望出来て、ここが日本ではないような気分になれたし、
水辺から街の風景を楽しむパーティークルーザーも本当に楽しめました。

0428c5huistenbosch026.jpg

人は多かったけど、五月らしい良い天気で、充分に満喫できた半日だったんです。
ハウステンボス、大好きになりました。
皆さんにも、お勧めですよ。

img31053990zik3zj.jpeg

さて、夕食と花火の前に、一度、フォレストビラに帰って一休みすることにしました。
自分のベッドに座って、下着姿になって、ほっと、してると、
「順ちゃん、お風呂、溜まったよ」って、下から純君の呼ぶ声。
ブラも付けないTシャツだけの、お行儀の悪い格好だったけど、まあ、いいか。
こんなところが、いとこ同士の気楽な仲なんでしょうね。
一階のバスルームに向かいました。
純君は、あら、リビングでもうビール飲んでるわ。
「昔みたいに、一緒に入ろうか」
「えっ! ばかぁ、駄目よ」って、笑いながら言ったけど、
確かに、それほど、嫌がった様子ではないことが、自分でもわかりました。

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