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佐渡旅行2

2014.07.30 (Wed)

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新潟港からおっきなフェリーで佐渡に渡りました。
翁先生とYさんご夫婦、私と義則君と研修生のさくらさんの6人。

Yさんのお付き合いのあるフェリー会社のご配慮で、
特別料金でスイートルームと特等船室を利用させてもらい、
2時間半の船旅も快適に過ごすことができました。

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翁先生と私は、スイートルームに部屋割りされていて、
部屋のバルコニーで、先生から自然に腰を抱き寄せられ、
佐渡の島影が見えるまで、
爽やかな潮風に吹かれながらの船旅を満喫することができました。

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港に着いた後、タクシーに乗って、まずは朱鷺の森公園に到着。
観察通路では、幸運にも、文字通り朱鷺色の羽を広げてくれて、
その素晴らしい色合いを見せてくれました。

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翁先生と腕を組んでの散策でしたが、
私は特に嫌ではなかったし、
時折、先生の肘で、私の胸が揉むようにこねられるのは、
仕方がないのかなぁって、許してあげるしかありませんでした。

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早めに、佐渡の西側にあるホテルに到着。
もちろん、私と先生のお部屋は別でしたが、
最初に先生のお部屋にお邪魔して、お茶を入れました。
ベランダの窓越しに景色を眺められていた先生、
「久しぶりだね、佐渡も。変わらず綺麗なところだ」

そうおっしゃった先生の視線の先には、
濃い青空の下に、昼下がりの穏やかな美しい海を見ることができました。

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それぞれの部屋で、お湯を頂いた後、
個室の宴会場で、ふふ、待っていたお夕食、あぁ、お腹減ったわ。

私たちの街が、海産物では日本一って思ってますが、
やはり、佐渡は離島。
アワビやウニなど、おいしいものがいっぱいで、
皆さん、大満足だった様子。
お米どころである新潟、日本酒も、やっぱり美味しかったです。

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お食事が終わりごろになってYさん、
「屋上の露天風呂、9時から予約してあるから、皆で入ろうか」
「ああ、眺めの良いところだからな」
「順子さんも来てね、一緒に入りましょ」

一度お部屋に戻って、やっぱり、どうしようかなぁって、ちょっと迷ったんですけど、
断わるのも変だし、結局は、ご一緒させてもらうことにしたんです。

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浴衣を脱いで、バスタオルでしっかりと身体を巻こうとしたのですが、
それじゃ、余りに大人げないかなぁとも思えて、
身体の前を隠すだけにして、脱衣所を出ました。

既に、Yさんご夫婦と、先生が浸かっていて、
私に気づくと、笑顔で迎えてくれました。
あら、義則君とさくらさんは居ないみたい、
二人とも若いから、温泉とか興味ないのかもしれませんね。

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薄っすらとした薄墨のような闇に包まれた山並みと、僅かに白い波が見える濃紺の海、
それらを見下ろす、数人にはもったいない広い湯殿が二つ、
来て良かったって、本当に思えるお風呂です。

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先生に手招きされて、お隣に静かに浸かりました。
「料理も良かったけれど、この風呂もここの楽しみのひとつだね」
「ああ、予約してて良かった。父さんに喜んでもらえて」

「それに、お父様、裸の順子さんがお隣で、ふふ、良かったですね」
「ああ、順子さんが来てくれて、良い旅行になりそうだよ」
そう言って先生、私の方をゆっくりとご覧になりました。

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「それにしても、順子さん。綺麗だわ、エステ行ってるんでしょ、
 私もご一緒しようかしら、ねぇ、パパ、いいでしょ」
「そりゃぁ、かまわないさ、
ママが、順子さんと同じように素敵になれるなら、そりゃぁ、大歓迎だ」
「けど、順子さん、モデルさんみたいに身体細いのに、おっぱい、すごいわぁ」

皆の視線が、浮いたバスタオルに隠しきれない私の胸に、注がれたのが分かりました。
慌てて、タオル引き寄せたんですけど、
きっと、それって、もう、遅かったんでしょうね。

「ご主人、お幸せよね。そのおっぱい、独り占めなんだから」
私は、益々、恥ずかしそうに顔を伏せましたが、
そんな様子を、皆、嬉しそうに見てたんですよ。

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お風呂を終えて、皆でお土産店を覗いた後、
先生のお部屋の前まで来たとき、
「お茶でも、入れてもらおうかな」
断わるわけにはいかなかったので、中に入って、急須の準備をしました。
高級な茶葉だとわかる、濃い香りの湯気が立ちのぼります。

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ベランダの籐の椅子に掛けられていた先生の前に、
そっと置いて立ち上がると、
「部屋の鍵は開けておくから、今夜、もう一度、逢いたいね」って、

私は、もう一度浴衣の胸元を直しながら、
その言葉に応えることなく、黙って部屋を出て行ったのです。

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