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同窓会でのピンチ2

2013.12.14 (Sat)

数年ぶりにの友人にも会えて、私たちのテーブルは盛況でした。
日頃の生活での不満を皆で笑いながら暴露し、大いに発散できて楽しかったです。

「ここの皆は、昔と同じように元気で、そして、昔と同じように綺麗だね」

と、そんな私たちに、声を掛けてこられたのは、
そう、あの、M先生だったのでした。

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「桃色の日記」の始めの方で書いたことがある、
大学時代の数年間、私の恋人だった先生です。
毎年、同窓会でお会いしていますが、
学生時代と同じように、
周りの皆に気付かれることのない、何でもない素振りで過ごしています。
主人には、先生とのことお話してあるから、大丈夫なんですよ。

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珍しく私の隣の席に座られたM先生、

「久しぶりだね、ママになったんだって」

私が微笑みながら、うなづくと、

「赤ちゃんを産んで、ますます、綺麗になったね」って、

胸にこみ上げるものを隠すのが、精一杯でした。
あなたの子どもを産みたいって、あの頃、困らせたことがありましたね。
まだ、学生で子どもだった私に、
男と女の、本当の恋を教えてくれたのは、あなただったから。

一次会が終わった後、珍しく二次会。
主人に遅くなるって電話したら、

「ママのこと思い出したら、また、大きくなって、今、さすってるんだ」

ばかぁ、我慢して待っててねって、笑いながら約束しました。

お酒は強いほうでも、弱いほうでもありません。
でも、二次会まで来られたM先生の隣の席に、偶然座らされて、
やっぱり飲みすぎて酔っていたのは、自分でもわかっていました。
周りの皆に、
昔の授業のことや、最近訪れた旅行先のことなどを話されていた先生も、
いつになく陽気に、楽しいひと時を過ごされていたご様子でした。

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二次会も終わり、ロビーまで下りて皆と別れた後、
一人でタクシー乗り場に向かっていたとき、
これも偶然に、先生とお会いしました。

「夜景でも見に行くかい」

そう、声を掛けていただいて、
やっぱり、お断りすることはできませんでした。

最上階にあるラウンジに向かわれるのかしらと、
エレベーターにご一緒しましたが、
ドアの開いた階は、更に上のホテルの屋上でした。
ちょっと殺風景な場所ではありましたが、
夜景の見えるところまで回りこむと、そこは、二人だけの場所だったのです。

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「申し訳ないね、こんなところで。でも、ほら、ちょっといいところだろう」

って、言われた先生の視線の先には、
お化粧をしたようにライトの灯る、都の見事な街並みを見ることができたのでした。

肩を抱き寄せられて、先生の唇を近くに感じたことに、
私はあらがうことをしませんでした。
今のこの時が、昔と今を僅かに繋げる貴重な時に思われたからです。

先生の手が、ブラウスのボタンを外し、
昔愛し慣れた、私の乳房を這い回り、そして、下着を脱がそうとしたときも、
むしろ、私は、先生の手の動きのお手伝いをしていました。
裸の腰に先生の両手があてがわれると、
私は、目の前の手すりを両手で握り締め、
あの、街並みのどこかで、主人が待っているというのに、
観念したように瞼を閉じたのです。

二人の性器の位置が、合ったような気がしました。
先生のなつかしいものが、
今すぐにでも、私の身体の奥に入り込んでくると思ったそのとき、
先生は急にうなる様な声を出して身体を押し付けてくると、
裸のお尻の上に、暖かいものを降り注ぎ出したのでしたのでした。

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驚くような量の液が、私の身体を伝え流れるのがわかりました。
なぜ、先生が男として、私の身体を貫かなかったのかわかりません。
けれど、経験の深い先生が、興奮のためそうなったとは思えませんでした。

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とにかく、私が、今夜は貞操を守ることのできた妻として、
愛する主人の元に、無事に帰ることができるのは、間違いのないことだったのです。

都をうっすらと照らす月夜を、
私は後ろから抱きしめられながら、涙ぐんだ目で眺めていたのでした。

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