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M先生とのこと7 納涼床3

2017.02.23 (Thu)


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西楼門の境内側の暗がりで、私、佇んでいました。

納涼床で、皆が来る二人だけだった時間に、
先生、私の太腿に手の平をあてながら、こう、言われたのでした。

「ここの席が終わったら、西楼門のところで待ってるんだよ。
 もっと、浴衣姿の君を、楽しみたいから」

神社までは、歩いて少しかかりました。
日頃、履きなれていない下駄だったので、すこし、鼻緒がすれたような感じだったんです。

季節が、そうだったから、そんな浴衣姿、それほど、珍しいことではなかったけど、
道路沿いだったら、人目につくからと思い、楼門の裏に、隠れるようにしてました。

それほど待つことなく、先生、来られ、腕を組むように誘われました。

浴衣の腕に、私、嬉しそうに腕を絡めると、ゆっくりと、歩きはじめたんです。
先生の肘が、私の胸元に押し当てられ、
その柔らかさを確かめるように、揉まれました。
淡い快感が身体に広がり、乳首まで反応して、ゆっくり、膨らみ始めたのがわかったのです。

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本殿に向かって、先生にしな垂れかかるように歩きながら、
こうして、先生の身体に触れながら歩ける幸せを感じていました。

前に何度か来たことのある、本殿、見事な灯り、
けれど、その時の私には、なぜだか、ちょっと、眩しい感じがしたんです。

舞殿まで来ると、少しだけでしたが、人影がありました。
私たち、そこで左に曲がると、本殿の横を通りながら、
そのまま、北門の方に向かったのでした。

あぁ、もう、帰るのかしら、先生に腕を絡めたまま、そう、思ったのですが、
緩い階段を登ると、先生、本殿の裏手の道に回ったのです。

境内の明るさに比べると、そこは、暗がりと言えるような小路でした。
そして、その小路に入っていくらもしないうちに、
先生、私の手を引くと、更に暗い、小さな社殿の裏に、私のこと誘ったのです。

「かんにんして、先生。駄目、こんなところで」

私、慌てて、そう、言いましたよ。
けれど、ほらって、浴衣の前に手を引かれると、
もう、熱く、太く、脈づいていた先生の男の人のもの、
握らされてたんです。


先生、何も言わないで、私の身体を後ろから抱きしめ、
浴衣の裾をまくり上げました。
何も付けていない、私の白いお尻が、暗がりの中にあっただろうと思います。

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私、目の前にある、錆びた手すりに手を当て、
観念したように喘ぎながら、先生のもの待ちました。
男の人のものの先が、まだ、潤いの足りない、秘唇を、何度も突き上げ、
その度に、私の口から、小さな声がこぼれたんです。



こんなところで、
すぐ、近くには、人の声さえ聞こえそうなのに、
くちづけもなく、甘い言葉もかけられないままに、
動物たちのようにして、性器だけで身体を繋げ合うのでしょうか、

ひどく、恐ろしいことのように、恥ずかしいことのように思えましたが、
身体もこころも、この人のものである自分には、
もう、仕方のないことだと、諦めるしかなかったのでした。

浴衣の重ねから、先生の手が、入り込んできて、
右の乳房を被い、少し乱暴に揉み上げ、乳首を摘まみました。

納涼床で、先生の隣に座っていながら、
なにも、できなかった数時間の焦りが、今、ただれ流れ出したのでしょうね。
私の、秘唇も、驚く程早く、うっすらと開き始め、
そして、むかえるための、透明な液を、潤ませ始めたのです。

先生も、興奮されていたのでしょうか、
焦るように、私の腰を抱き寄せると、腰を押し付け、
とうとう、自分のもの、強引に私の中に、突き入れてきたのでした。

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早く、私の中に、済ませたかったのでしょうね。
私の身体を、大きく揺らしながら、何時になく、激しく動き、
いくらもしないうちに、私の奥に、温かいものを迸らせたのです。

そして、その温かさを感じた途端、私、
上手に、先生と悦びの頂点を合わせると、
血が滲むほど、くちびるを噛みしめ、がくがくって身体を震わせながら、
あえなく、昇り詰めていったのでした。

私、先生と身体を繋ぎ合わせたまま、
喘ぎの治まらない身体を襲う、強い麻痺に、身をゆだねてました。

今しがた、身体の中に注がれた、温かい先生の液が、
秘唇から漏れ、太股の内側をつうって、流伝うのを感じていました。

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帯が緩み、浴衣の重ねがはだけ、
今しがたまで、男の人のものを咥えていた秘唇から、
射精されたばかりの、温かい液を、滴らせていました。

そして、くちびるにあてがわれた、
先生の少しだけ柔らかくなったものを慌てるように咥えると、
必死に、髪を揺らしながら、残りの白い液を吸い取っていたのです。

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部屋の中でもなく、ベッドの上でもなく、人の声が聞こえる、そんなところで、
こうして、男の人のもの、身体に迎え入れたのは始めてでした。

そして、こんなこと、これが最初で、最後だろうとも思ったのに、
それからの、先生と過ごした永い時間の中では、
この夜のことは、ただの、ささやかな始まりだったと知ったのは、
それから、暫くしてからのことだったのです。


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