立山への旅7
2015.05.28 (Thu)
さっき、バスに乗った後、
本当は、コートの下で、先生の手、私の膝に置かれただけだったのに、
そんな、恥ずかしいこと、いろいろと妄想させられてたんですね。
室堂までの山道、標高が上がると、両側には残雪があり、
その間に、少し早い新緑が見えていました。
なんだか、空気がすごく澄んでいる気がして、
そんなふうなこと、想像してしまって熱くなってしまった私の身体を、
少しだけは、冷ましてくれたような気がしました、
今回の旅行で、一番楽しみしていた室堂の大谷ワオーク。
高さ20m以上はある、雪の壁の中を歩きます。
ここまで一時間近くのバスの中、
夫婦だってしないような、恥ずかしいこと思っていた私、
すっかり、潤んでしまった身体を感じていました。
バスから降りると、まぁ、すごいわ。
両側に迫る驚くような深い積雪の中に、舗装道路が整備されていて、
ここでしか見られない、素晴らしい感動でした。
少し前を歩いていたパパたち、
右手でその壁を指差しながら、左手は、しっかりと奥様の腰を抱き寄せてました。
もぉ、駄目でしょ、あなたの奥様は私なのに。
けど、私たちも、同じように、身体を寄せ合いながらの散策だったし、
バスの中で、太股に手を置かれただけだったのに、やっぱり親密になってたからでしょうね、
「寒いね」って、先生が、後ろから両手を前に回して抱き寄せてくれた時も、
嫌がりもしないで、笑いながら、応じてたんです。
傍目には、それぞれが、仲の良い本当の夫婦みたいに見えたでしょうね。
立山自然保護センターや、除雪車の「熊太郎」などを見学。
それから、昔、登ったことのある立山連峰を一望できるパノラマロードも、感激しました。
一緒だったのはパパじゃなくて、素敵な先生だったけど、
あぁ、いい思い出ができたわ。
室堂から大観峰へはトンネルの中を走るトロリーバス。
観光の人、多かったど、幸い座れました。
って、10分足らずで、眺めもトンネルの中ですから、当然、なし。
電気で走るバスっていうのが、本当に珍しいですよね。
この後は、立山ロープ―ウエイや黒部ケーブルカーを乗り継いで、黒部ダム到着。
映画にもなったって書いてあった黒部ダム、残念ながら放水は見学できませんでしたが、
そのスケールの大きさに、びっくりしました。
いろんな乗り物に乗って、いろんなとこ見学して、砺波名物のお弁当食べて、
そして、先生との、密度の濃い時間を過ごし、
たくさんの思い出が出来た、充実した旅行2日目でしたよ。