これまでの作品から
2021.08.24 (Tue)
皆さん、こんにちは。順子です。
主人と結婚した後、二人の日常や旅行の報告など、
いろいろと、面白可笑しく書いた毎年の年賀状が、
事のほか、親戚の人たちに好評で、
「楽しく読めるから、何か、作品を書いてみたら」って、言われて書き出したつたない読み物。
高校時代の学級文集や、大学時代のレポートなど、
特に、苦労だとは思いもしないで、むしろ、楽しみながら文章の制作に勤しんできました。
夫に言われて、できれば、小説のようなものをって、
そのお稽古のために、小さなものを幾つか書いてみたのが、
これから、載せるものです。
内容的には、「カテゴリー」の中の、「報告書」と同じですが、
いつものように、主人が写真を貼り付けてくれたので、少し趣が違うと思うのですが。
何分、つたない文章ですので、よろしくお願いします。
それから、お話の続きは、カテゴリーから、読んでみてくださいね。
「報告書」その1 開封
親愛なる S様
ご依頼の件 以下 報告致します。
事前に頂いていた写真を見直すことなく、奥様を確認できました。
ショートカットに肉感的なくちびる、花のような笑顔と素敵な胸。
S様が奥様のこと大切に愛されている理由がわかる気がいたします。
S様が殊の外愛されている奥様の乳房はブラウスの上からでも想像できる豊かさで、
ある時は台所で、ある時はバスルームで、その透き通るような肌と張りつめた感触を、
充分に楽しまれている事が想像できます。
しかし、残念ながらS様一人のものであるべきのそのふくよかな乳房も薄桃色の乳首も、
そして愛すべき奥様のからだの隅々すべてが、
S様一人のものではなかったことを、ご報告しなければなりません。
手元に奥様に関する多くの報告書と写真があります。
順次 お送りさせて頂きますが、かなり辛い内容になることと
思われます。
もし S様が愛すべき大切な人が他人に抱かれることに
快楽を見いだせない人であれば。
では また。