天草旅行2
2020.07.27 (Mon)
うっすらと目を覚ますと、そんな明け方の恥ずかしい夢を辿りながら、
昨夜、抱き寄せられた腰に感じた、彼の温かさを思い出していました。
純君があんないたづらするから、さっきみたいな夢、見ちゃったんだわ。
熊本の天草に行ってみようと言い出したパパ。
天候不順の台風や大雨が続いた秋の終わりの頃でした。
せっかくだからと、
福岡の親戚のところにお邪魔して、叔父さんのところで、ご馳走になったんですけど、
洗い物を終えて、洗面所で手を洗ってた時、
ふいに入ってきた純君に、後ろから抱き寄せられ、腰、押し付けられたんです。
「やだぁ、なにするの」
「さっきから、みてたら、順ちゃんの身体思い出して、ほらっ、こんなに」
そう言いながら、擦り付けてきた彼の腰、
明らかに固く熱くなった男の人のものが感じられたんです。
「今度、一人で北陸行くから、いいでしょ」
「えっ」
「久しぶりに、セックス」
「馬鹿ぁ、何言ってんの」
うなじに寄せられてきた唇から、上手に逃げながらも、
私、もう一度、彼の男の人のものの固さと温かさを感じ取るために、
思わず腰、いやらしく振っていたのでした。
「いとこ同士は鴨の味」
純君との間違い、もしかしたら、また、あるのかもしれませんね。