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里子さんとの夜

2016.10.08 (Sat)


今年は、例年になく台風が多くて、大雨の被害があったり、たいへんですよね。
皆様のところはいかがだったでしょうか。

桐子さんたちと、七尾まで、猫を題材にした浮世絵展に行ってきました。
私たちみたいな、猫好きの人はもちろん、
そうでない方も、江戸庶民の活気あふれる生活や、
さまざまな着物のデザインが描かれた作品を楽しめそうですよ。
ぜひ、行ってみてくださいね。
(ごめんなさい、もう、終わってました)

お昼は、桐子さんは、何度か来たことがある、
七尾港近くのイタリアンの店「リストランテ リオ」にしました。
一階の駐車場から、レストランに上がると、広いスペースで、
それに、オーシャンビューが素敵でした。
今度は、パパに連れてきてもらおうかなぁ。

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サーモンの炙りカルパッチョや、生ハムとパルメザンチーズのシーザーサラダなどなど、
三人で、ワイン二本も空けちゃいました。
あぁ、里子さんは、運転だったので、お料理、ご馳走してあげましたよ。

「最近は、うちの人と、どうなの」
私、慌てて、ワイングラス、テーブルに置きました。

「まぁ、その様子じゃ、時々、逢ってるのね」
「そんなことないわ、ほら、皆で行った、夏の別荘から、お逢いしてないのよ」
「本当かしら、だって、私のこと抱きながら、順子のおっぱいが懐かしいなんていうのよ」

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「うそ、本当に、そんなことないんだから」
「そう、別にかまわないわよ。それに、そんなふうに順子のこと言う時って、
 驚くくらい元気になってくれるの」
「もう、止めてよ、Tさんのこと、話すの」
「でも、赤ちゃんだけは、気をつけてね、
 あの人、濃いの、いっぱい出しちゃうんだから」

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私、ワインとは別に、きっと、顔、赤くしていたと思います。
里子さん、私たちの話、面白そうに聞きながら、
えびみそカルボナーラに、フォークに絡めてたんですよ。

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途中で、桐子さんを送って、里子さんと自宅へ到着。
今夜は、だんな様方、それぞれ、丁度、出張なので、
里子さん、私の家に、泊まることになってたんです。

お夕食は、七尾のお店で、作ってもらっていた、
お寿司とお刺身のお土産があったので、まずは、お風呂にしましたよ。

一緒に、入ろうよって、里子さんに言われ、
脱衣場で、二人、下着脱ぎました。
Tさんの別荘でも、よく、二人でジャグジーで入ってたから、
それって、至極当たり前のことだったんです。

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「運転、ご苦労様でした」
先に湯船に入って、身体を洗っている里子さんを見ました。
大学時代の四年間、テニス部で過ごした彼女、
私みたいに、ぽちゃぽちゃってした、余分なふくらみがなくて、スレンダーな身体です。

烏の水浴びみたいに短い時間で済ませた里子さん、
「おまたせ」って、バスチェアをシャワーで洗いながら、
洗い場を譲ってくれたんですが、
座った私の後ろから、ボデイシャンプー両手にたっぷりとまぶし、
背中に、ゆっくりと広げたのでした。

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「洗ってあげるわ」
「えっ いいわよ。自分でするから」

でも、その時には、両脇の下から、彼女の手が回されてきて、
そのまま、私の、双胸を揉み上げてきたのでした。

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「本当、なんて、綺麗な肌なんでしょう。男の人が、離したくないはずだわ」
そう言って、きゅんって、固くとがった乳首、摘まんだのでした。

「あぁん、もう、駄目よ、そんなしちゃ」

でも、彼女が満足するまで胸を這い回り、泡にまみれた手のひら、
私の太ももを、ゆっくりと開くと、恥ずかしいところに滑り込んできたのです。

里子さんのそんなこと、前から、知ってました。
学生時代、二年間だけ居た学生寮で、同じ部屋の先輩のから教えられたそうです。
一晩中、その人のもの、舐め続けさせられ、
それまで、そんなものがあることさえ知らなかったもので、
気絶するまで、いかされたと言っていました。

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中学校に勤める理科の先生であるご主人と結婚をして、
そんな昔のこと、もう、無かったことのように忘れてたのに、

順子、あなたのもち肌を見た瞬間、その時のこと、思い出したのよ。
って、話し、聞かされたことがあったのです。

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そう言えば、何年か前のスキー場で、こんなことがありましたよ。

里子さんの悪戯

どうすれば、私の身体が悦びに震えるのか、
里子さん、もう、すっかりと承知だったんでした。

「あっ いや!」
そう抗ったのに、その時にはもう、彼女の細い人指し指と薬指、
私の秘唇の中に、滑り込むと、
それまでの優しさとは違った激しい抜き差し、始めてしまっていたのです。

男の人を受け入れた時のような快感に、身体を仰け反らせると、
首筋に、彼女の濡れたくちびるがぞろりと這い回りだしました。

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「お願い、良くなって」
「いやぁん、駄目だって」 そう、言ったのに、

「順子」
そう名前を呼ばれると同時に、私、跳ね上げるように腰震わせて、
「あぁ、いちゃう」
里子さんの望む恥ずかしい声、彼女に聞かせてしまっていたのでした。

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思いもかけないような、たっぷりとした愛液が、
二本の指が抜き出されると同時に、男の人の液の時と同じように、
うっすらと開いていただろう秘唇から、どろりと、流れ出したのが感じられたのです。




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