地中海での過ち4 その時
2016.10.26 (Wed)
夫はどうしているんだろう。
「誰もこないよ、今夜は」 そう言った言葉が、頭をよぎりました。
どうして、自分の妻が、こうして、自分ではない男の人のもの、
受け入れさせられようとしているのに、
どうして、大好きな夫は、助けにきてくれないのかしら。
まさか、奥様と、同じようなことを?
そう思った時に、
さっきまで、自分のお口の中で、跳ねるように大きくなっていた、男の人のもの、
その時以上に熱く太くなって、
喘ぎながら、両手で顔を覆った私の、
うっすらと開きだしていただろう秘唇の溝に触れると、
その時のために、お互いのものがおびただしく滲ませた愛液にまみれながら、
ゆっくりと、動き出したのでした。
「いやっ! かんにんして」
「君の身体も欲しがっているよ、ほら、こんなに濡らしてるじゃないか」
あぁ、それって、旅行の始めての夜の、
だんな様に抱かれた、恥ずかしい夢の中での言葉と、
そう、なぜだか、同じだったんです。
そんなこと、おぼろげに思い出した時、
何度か、濡れた溝を摩っていた、男の人の、一番太い先が、
ゆっくりと、私の秘唇を、押し開き始めたのです。
身体をひねり、逞しい胸に両手を当て、僅かに抗いながらも、
もう、どうしようもない、恐ろしいその瞬間が訪れることを、
諦めるしかなかったのでした。
だんな様の男の人のもの、さっき、お口の中に含み、舌を絡みつかせたときから、
それが、これまでの、男の人の営みの中では、
経験のないほど、大きかったこと、知らされてました。
その、一番太い、おっきなものの先が、
濡れそぼっているはずの、私の秘唇、きしませるようにして、
あぁ、とうとう、奥にまで、押し入れられてきたのです。
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