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別荘での過ち4

2014.12.23 (Tue)


「やっと」
大きく喘ぎ悶える私の身体を、
ゆっくりとした動きで楽しみながら、Tさんそう耳元でささやいてきました。
あれほど、拒み続けていたというのに、
今、驚く程、あっさりと彼のものを迎えてしまった私の身体、
それも、さっきまで夫から抱かれていて、いくらも経たないというのに。

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ブラを付けてこなかった乳房を、後ろから彼の両手が揉み上げ、
指に挟まれた乳首から、強い快感を感じていたし、
ゆっくりとした腰の動きでしたが、太いものが身体の奥に届くたびに、
我慢することのできない甘い喘ぎ声を、彼に聞かせるしかありませんでした。

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目頭が熱くなるのがわかりました。
数度の別荘で、スキー場のロッジで、兼六園で、そして、二人だけでの旅行で、
Tさんと繋がりあうことを、とにかく、懸命に拒み続けていた私の身体は、
今、こうして、愛液を滴り漏らしながら、そのTさんのものを迎え入れ、
恥ずかしい悦びに身体を震わせていたのです。

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「なんて締まるんだ」
少しずつ早くなりだした彼の腰の動きに、
なぜだか、上手に合わせて動く身体の奥が、
自分でも分かるように、
どうしようもなく、彼のものを絞めつけているのが分かりました。

そんな私の身体に誘われるようにして、
「このまま」
その言葉の続きは、早くなった彼の腰の動きで、
そして、それまで以上に、太くなりだした彼のもので、
察することができました。

今朝主人から注がれたものが残る身体の奥に、
今Tさんの男の人の液が、注がれるのでしょうか。

強い嫌悪感があって良いはずなのに、
自分の身体の中で、二人の男の人の液が混じりあうことが、
もう、仕方のないことのよう諦めるしかなかったのです。

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そして、そう思ったと同時に、
ひとつに繋がりあって僅かな時間しか経たないというのに、
私のこころと身体は正直に、悦びの頂に向かっていたのでした。

「他人じゃなくなるんだよ」
掠れたような声を聞かせられ、
私はなぜだか、大きく頷き、
それまで以上の強い突き上げを、納得したように迎えると、
身体の一番奥で、Tさんのもの、
硬くなり、大きくなり、そして、太くなり、
ねじ込まれるようにして、激しい射精が始まったのです。

そして、それと同時に、
熟れはじめた自分の身体が上手にその精液を求めながら、
強い悦びの頂に昇り詰めていったのでした。

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頭の中が真っ白になり、膝から力が抜けて、思わず座り込みそうになりましたが、
身体を繋げたまま腰を持ち上げられると、
さっきと同じように、くちびるを求められました。

そして、繋がったところから、いましがた注がれた温かい液を滴らせ、
お互いの舌と唾液を吸い合いながら、まどろむような余韻に浸ったのです。

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先にTさんが別荘に帰ることにしました。
身体を繋ぎ合い、注がれ、唾液を啜り合った二人だからでしょうね、
二人だけの時間を、皆にはわからないようにと取り繕うことに、
私自身が驚いていました。
他人ではなくなるってこと、そんなことなのかもしれませんね。

彼の背中が木立ちの中に見えなくなって、私は、そっとしゃがみました。
開かれた恥ずかしい女性の唇から、今しがた注がれたTさんのものが、
ゆっくりと滴り落ち、緑色の葉を濡らしました。

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私はその量に驚きながらも、塊のような白い彼の液を、
なぜだか、暫く見続けていたのです。

どこかで、げごげごっていう、鳥の鳴き声が聞こえたような気がしました。

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