2ntブログ
04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

別荘での過ち4

2014.12.23 (Tue)


「やっと」
大きく喘ぎ悶える私の身体を、
ゆっくりとした動きで楽しみながら、Tさんそう耳元でささやいてきました。
あれほど、拒み続けていたというのに、
今、驚く程、あっさりと彼のものを迎えてしまった私の身体、
それも、さっきまで夫から抱かれていて、いくらも経たないというのに。

see260s.jpg

ブラを付けてこなかった乳房を、後ろから彼の両手が揉み上げ、
指に挟まれた乳首から、強い快感を感じていたし、
ゆっくりとした腰の動きでしたが、太いものが身体の奥に届くたびに、
我慢することのできない甘い喘ぎ声を、彼に聞かせるしかありませんでした。

3ced830e-s.jpg

目頭が熱くなるのがわかりました。
数度の別荘で、スキー場のロッジで、兼六園で、そして、二人だけでの旅行で、
Tさんと繋がりあうことを、とにかく、懸命に拒み続けていた私の身体は、
今、こうして、愛液を滴り漏らしながら、そのTさんのものを迎え入れ、
恥ずかしい悦びに身体を震わせていたのです。

24b7ddb2.jpg

「なんて締まるんだ」
少しずつ早くなりだした彼の腰の動きに、
なぜだか、上手に合わせて動く身体の奥が、
自分でも分かるように、
どうしようもなく、彼のものを絞めつけているのが分かりました。

そんな私の身体に誘われるようにして、
「このまま」
その言葉の続きは、早くなった彼の腰の動きで、
そして、それまで以上に、太くなりだした彼のもので、
察することができました。

今朝主人から注がれたものが残る身体の奥に、
今Tさんの男の人の液が、注がれるのでしょうか。

強い嫌悪感があって良いはずなのに、
自分の身体の中で、二人の男の人の液が混じりあうことが、
もう、仕方のないことのよう諦めるしかなかったのです。

15.jpg

そして、そう思ったと同時に、
ひとつに繋がりあって僅かな時間しか経たないというのに、
私のこころと身体は正直に、悦びの頂に向かっていたのでした。

「他人じゃなくなるんだよ」
掠れたような声を聞かせられ、
私はなぜだか、大きく頷き、
それまで以上の強い突き上げを、納得したように迎えると、
身体の一番奥で、Tさんのもの、
硬くなり、大きくなり、そして、太くなり、
ねじ込まれるようにして、激しい射精が始まったのです。

そして、それと同時に、
熟れはじめた自分の身体が上手にその精液を求めながら、
強い悦びの頂に昇り詰めていったのでした。

6ab21087.jpg

頭の中が真っ白になり、膝から力が抜けて、思わず座り込みそうになりましたが、
身体を繋げたまま腰を持ち上げられると、
さっきと同じように、くちびるを求められました。

そして、繋がったところから、いましがた注がれた温かい液を滴らせ、
お互いの舌と唾液を吸い合いながら、まどろむような余韻に浸ったのです。

02176.jpg

先にTさんが別荘に帰ることにしました。
身体を繋ぎ合い、注がれ、唾液を啜り合った二人だからでしょうね、
二人だけの時間を、皆にはわからないようにと取り繕うことに、
私自身が驚いていました。
他人ではなくなるってこと、そんなことなのかもしれませんね。

彼の背中が木立ちの中に見えなくなって、私は、そっとしゃがみました。
開かれた恥ずかしい女性の唇から、今しがた注がれたTさんのものが、
ゆっくりと滴り落ち、緑色の葉を濡らしました。

9f138ae0-s.jpg

私はその量に驚きながらも、塊のような白い彼の液を、
なぜだか、暫く見続けていたのです。

どこかで、げごげごっていう、鳥の鳴き声が聞こえたような気がしました。

11861.jpg





関連記事
12:47  |  「順子の日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

Comment

他人じゃない関係

とうとうTさんの精を密壷の
奥深くへと注がれてしまいましたね
順子さんは言葉ではTさんを拒否していても
一度繋がってしまうと密壷が自然と収縮して
Tさんの精を欲しがってくるんですね
体は正直ですから野外のセックスなので
なおさら感じてしまったでしょうね、

情事の後一緒に帰ったらと思ったのですが
その事を一緒に来ていた他の方に
知られたくないと言う思いから
帰るときは別々に帰る、

他人じゃない関係なのに敢えて
Tさんも奥さんに知られたく無かった
のでしょうね、順子さんも又
ご主人に知られたくない、今は(*^_^*)

こうしてブログに書いていると言うことは
ご主人が知ってしまったからからかな?

Tさんの塊のような白い彼の液を
見続けているた順子さんは、又
ふたたびTさんの精を欲しくなって
しまうでしょう、冬の別荘での出来事
楽しみに待っています。
あきら |  2014.12.24(水) 13:58 | URL |  【編集】

こんばんは。
北陸地方は依然寒波が覆っているようで、今日はホワイトクリスマスでしょうか。
残念ながら私はご存じの通り、生粋の日本人として古来からのしきたりを守っている立場上クリスマスとは縁の無い日常です。でも、学生時代付き合っていた彼女には、やはり周りの雰囲気もあってイブのディナーなぞ予約したこともありました。。。
Tさんとこんな形でっ!今後の展開、楽しみです。旅行にも誘われていたんですよね。

間もなく西暦では大晦日を迎えます。大掃除やお正月準備でお忙しいことと思いますが、どうぞ良いお歳をお迎えくださいまし。
来年のブログも楽しみにしています。
寅之助 |  2014.12.24(水) 17:45 | URL |  【編集】

メリークリスマス

順子さん

おはようございます。
Tさんとはこういう形でしたか。
Tさんもバードウオッチングしながら、こうなることを期待してますよね。男は、大体そういう行動をしますが、たいていはそうならないものなんですよ。やはり、順子さんの中にそうなりたいという強い気持ちがあったからでしょうね。
にせ者にはそういう光は一生当たらないかな(笑)
では、良いお年を
にせ医者 |  2014.12.25(木) 08:14 | URL |  【編集】

塊のような白い彼

あきらさん、おはようございます。
コメント、ありがとうございます。

ひどい雪で、たいへんです。
慣れているはずなのに、大変です。

夏の日のこと、少しずつ忘れようとしてたのに、
こうやって書いていると、
また、思い出して、困ります。
もう、あんな間違いは二度とないようにって、そう、思っているんですが。

「他人じゃなくなるんだよ」って、
Tさんの言葉、今も耳元で聞こえるんです。

コメント、ありがとうございました。
今週末、京都に行ってきます。
順子 |  2014.12.25(木) 09:50 | URL |  【編集】

古来からのしきたりを守っている立場

寅之助さん、おはようございます。
コメント、ありがとうございました。

始めてお会いして、思いで深い夜をありがとうございました。
機会がありましたら、また、お会いしたいですね。

お仕事たいへんですね。
東京も寒いでしょうから、風邪などひかないようにお過ごしください。

コメント、ありがとうございました。
また、お願いしますね。

私なんか、能天気にクリスマスやお正月過ごしてるんですが。
順子 |  2014.12.25(木) 10:10 | URL |  【編集】

男は、大体そういう行動をします

にせ医者さん、おはようございます。
コメント、ありがとうございます。

そうですね、Tさん、どんなつもりで、
散歩していたのか、今は分かりませんが。
でも、私のこと抱くために、
スコープ持って公園に行ったとは、
思えないんですけど。

けれど、とにかく、
後戻りのできないことあったの、
間違いはないんですよね。

コメント、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
順子 |  2014.12.25(木) 10:14 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://jo6ehm.blog.2nt.com/tb.php/251-d34b05b8

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |