2ntブログ
11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月

別荘での過ち3

2014.12.19 (Fri)


madogiwa-asa.jpg

網目の細かいレース越しに、薄ミルク色の淡い朝日が、
部屋の中の空気に絡み合いながら、ゆっくりと、流れ込んでいるようでした。

自分の裸の身体を包む、少しひんやりとしたものを感じながらも、
身体の奥には、さっき、大好きな主人から注ぎ込まれた、
大切な液の温かさがわかりました。

それまで、乳房を被っていた主人の手のひらが、ゆっくりと滑り落ちると、
私は、小さな息をひとつを吐いて、裸の上半身を起こしたのです。

4e8cb764-s.jpg

「ねぇ、散歩に行かない?」

けれど、応えたのは、主人の小さな寝息だけ。
さっき、私が泣き出すくらい愛してくれたから、しょうがないわね。

私はベッドからそっと抜け出し、
デニムの短パンと薄手のブラウスを着て、下に降りましたが、
リビングは、まだ、ひっそりとしています。

静かにドアを開いて外に出ると、
林間にある小さな公園まで朝の散歩、ひとりで行くことにしました。

ds115-9115_4.jpg

昨夜、幾らかの雨が降ったのでしょうか。
道も木々も、しっとりと濡れ、吹き抜ける風も涼しく、
気持ちの良い早朝を満喫しながら、ゆっくりと歩いていったのです。

a0282620_1082147.jpg

公園に着くと、深呼吸をして大きく伸びをしました。

爽やかな朝の空気が身体中に広がるようで、幸せな気持ちだったのですが、
公園のもっと奥の方の木々の間に、
なにかしら、白いものが、ちらっと目に入ったような気がしました。

ds115-9115.jpg

「あら、おはよう」

驚きながら私が声を掛けたのは、まぎれもなく、Tさんだったのです。

「おはよう、早いね」

そういえば、昨夜の二次会では、随分と悪戯されちゃったなぁ、
でも、主人も里子さんのブラ、外そうとしてたから、しょうがないか。

ちょっと恥ずかしそうにして、彼の手元を見ると、
薄緑色のスコープが握られていました。
あらっ、昨日M先生が持ってきたものだわ。

d1983143f8690e3931b3bec1fa7798d2.jpg


 「M先生から、上手くいけばカササギが見られるかもしれないって言われてさ」
 「まぁ、カササギ」

その鳥の名前は知っていました。

西日本で見られる鳥ですが、珍しく私たちの街にも巣を造ったことがあって、
暫く、新聞の紙面を賑わせたことがあったのです。

 「ほら、あれかなぁって」

スコープを手渡されて、Tさんの指差す方向の樹の上を覗いたのでした。

まぁ、そうかもしれないわ、白と黒のパンダみたいな配色の鳥、
枝の間に見え隠れしているんです。

11861.jpg

私、スコープに目を当てて、熱心に見上げていました。
だから、隙だらけだったのでしょうね。

気が付かないうちに私の背後に回り込んだ彼の手が、
デニムの短パンを、下着と一緒にあっという間に強引に引き下ろすの、
抗えなかったのです。

69d4027d-s.jpg

「やぁん」

慌てて、身体をねじろうとしたんですけど、
その時は、もう、下半身、裸にされていたんですよ。

「駄目よ、かんにんして」

そう言って、顔を向けたのと同時に、タイミングを計ったようにして、
彼のくちびるが、私のくちびるに合わさってきたのでした。

彼の胸を押し返そうと抗ったんですけど、後ろ向きのまま腰を抱き寄せられ、
硬く大きくなっていたTさんのもの、お尻の間から挿し入れられてきたのです。

大丈夫、潤いが足りないからきっと無理だわって思いました。
けれど、その時になって、朝から主人に注ぎ込まれた男の人の残りの液が、
奥からゆっくりとにじみ出て、
Tさんの大きくて硬いもの、受け入れる助けをしようとしたのでした。

sc230.jpg

その潤いのお陰で、二度三度、Tさんの腰が突き上げられると、
私の身体、あっと言う間に、彼のもの、
秘唇の奥にまでしっかりと迎え入れてしまったのです。

「いやぁン」

私は大きく仰け反りながら、
後ろから腰に当てられていたTさんの両手に手を当てましたが、
突きあがられるような動きに、
目の前にあったネットに両手を添えるしかなかったのでした。

24b7ddb2.jpg


関連記事
07:10  |  「順子の日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(4)
 | HOME |