「こと座流星群2014」の夜
2014.06.20 (Fri)
自分のものと繋がる私の身体を、彼、見下ろすと、
太股を大きく左右に開きました。
私の蜜液の甘い匂いが、二人の身体を包みます。
手を添えられた彼の熱いものが、私の、同じように熱く、
そして、おびただしく濡れた秘唇の溝を、
ゆっくりと、何度も、何度もなぞりながら、
少しずつ、けれど、確実に、
彼の、思うがままに、その入り口を押し開き始めたんです。
なすすべもない私の涙声は、とうとう、泣き声に変わってました。
とめどもなく、熱い涙が頬を伝い、
泣きじゃくるような声を出し始めていたのが、
自分にも分かりました。
けれど、この人の、今宵ばかりの妻になること、
もう、諦めるしかなかったんです。
ふいに、彼、転がるようにして私の横に、仰向けに身体を横たえました。
それまでの、部屋に満ちていた私の喘ぎ声が治まり、
静寂が二人を包みました。
見上げていた私には、彼の姿の変わりに、
それまで気がつかなかった、
天井にある、薄っすらとした桃色のライトの傘が見て取れました。
「大切な妻が、泣くほどいやがること、するわけいかないからね」
思いもかけない彼の言葉に、
はっと、しました。
かりそめとはいえ、彼にとって待ち焦がれた夫婦の時間だったのに、
それは、私の涙のせいだったんでしょうか。
私は彼に抱き寄ると、そっと、くちづけを求めました。
あれほど、嫌がっていたというのに、
自分の濡れた舌を使って、
彼のくちびるを開き、彼の舌を絡め吸ったのです。
「ごめんなさい、でも、ありがとう」
永い時間、お互いのくちびると、舌、そして、唾液をすすり合い、
喘ぎ声が漏れそうになりながら、私は、そう、言ったんです。
求められたわけではなかったのに、
彼のものに手を伸ばした私は、細い指でそれを包みました。
先程と同じように、大っきなままの彼のものは、
その先から滲ませた、おびただしい透明な液で濡れてました。
暫くの間、ゆっくりと、手を上下させてましたが、
ああ、いい気持ちだって、彼の言葉を合図のようにして、
なんのためらいもないままに、自分のくちびるを寄せると、
彼の、固く大きなものをお口に含んだのでした。
できるだけ、喉の奥にまでって、少し、涙を浮かべて髪を揺らしました。
そのことが、せめて、
私に対しての彼の優しい想いへの、恩返しだと思えたからでしょうね。
自分の、くちびると、舌と、手のひらと、指を使って、
一生懸命に、彼を頂に誘いました。
主人にも、よく誉められるから、彼にも、きっと喜んでもらえたと思いますが、
でも、これって、自分も、ひどく、感じるのは、
女性の皆さんは、ご存知のとおりと思います。
彼のものをお口に含みながら、
実は、その大っきなものを迎える準備のために、
私の身体からは、驚くほどいっぱいの、蜜液を滴らせていることに気付いてました。
どうかしたら、そのまま、彼の腰に跨って、
お口の中で、脈を打っているその大きなものを、
自分から導き入れたかもしれませんね。
「順子!」
唸るような声と、私の胸を楽しんでいた手のひらの力みから、
その瞬間が訪れたこと、分かりました。
彼が一番喜んでくれるよう、
私の身体を抱かなかったことを後悔しないよう、
それまで以上に、舌を巻きつかせて、手のひらで包んで、
とにかく、彼が、いっぱい出して満足してくれるように、
妻として努めを懸命に果たそうとしてたんです。
驚くようにたくさんの液が、私のお口の中を満たしだしました。
けれど、その大事なものを飲み込むことに、
こだわりや、ためらいはありませんでした。
確かに、強い匂いの、ひどく粘り気のあるたくさんの液を、
一滴も残さないよう飲み下すのは、正直、たいへんだったけど、
少しだけ、柔らかくなった、
彼のものの先に滴っていた名残りのものさえ、
まるで、絞りだすように、
そして、吸いだすようにして、喉を鳴らしたのでした。
夜空に「こと座流星群2014」の光の帯が舞い降りるころ、
彼の妻としての色濃い時間は、
こうして、静かに、流れ去ろうとしていたのでした。
太股を大きく左右に開きました。
私の蜜液の甘い匂いが、二人の身体を包みます。
手を添えられた彼の熱いものが、私の、同じように熱く、
そして、おびただしく濡れた秘唇の溝を、
ゆっくりと、何度も、何度もなぞりながら、
少しずつ、けれど、確実に、
彼の、思うがままに、その入り口を押し開き始めたんです。
なすすべもない私の涙声は、とうとう、泣き声に変わってました。
とめどもなく、熱い涙が頬を伝い、
泣きじゃくるような声を出し始めていたのが、
自分にも分かりました。
けれど、この人の、今宵ばかりの妻になること、
もう、諦めるしかなかったんです。
ふいに、彼、転がるようにして私の横に、仰向けに身体を横たえました。
それまでの、部屋に満ちていた私の喘ぎ声が治まり、
静寂が二人を包みました。
見上げていた私には、彼の姿の変わりに、
それまで気がつかなかった、
天井にある、薄っすらとした桃色のライトの傘が見て取れました。
「大切な妻が、泣くほどいやがること、するわけいかないからね」
思いもかけない彼の言葉に、
はっと、しました。
かりそめとはいえ、彼にとって待ち焦がれた夫婦の時間だったのに、
それは、私の涙のせいだったんでしょうか。
私は彼に抱き寄ると、そっと、くちづけを求めました。
あれほど、嫌がっていたというのに、
自分の濡れた舌を使って、
彼のくちびるを開き、彼の舌を絡め吸ったのです。
「ごめんなさい、でも、ありがとう」
永い時間、お互いのくちびると、舌、そして、唾液をすすり合い、
喘ぎ声が漏れそうになりながら、私は、そう、言ったんです。
求められたわけではなかったのに、
彼のものに手を伸ばした私は、細い指でそれを包みました。
先程と同じように、大っきなままの彼のものは、
その先から滲ませた、おびただしい透明な液で濡れてました。
暫くの間、ゆっくりと、手を上下させてましたが、
ああ、いい気持ちだって、彼の言葉を合図のようにして、
なんのためらいもないままに、自分のくちびるを寄せると、
彼の、固く大きなものをお口に含んだのでした。
できるだけ、喉の奥にまでって、少し、涙を浮かべて髪を揺らしました。
そのことが、せめて、
私に対しての彼の優しい想いへの、恩返しだと思えたからでしょうね。
自分の、くちびると、舌と、手のひらと、指を使って、
一生懸命に、彼を頂に誘いました。
主人にも、よく誉められるから、彼にも、きっと喜んでもらえたと思いますが、
でも、これって、自分も、ひどく、感じるのは、
女性の皆さんは、ご存知のとおりと思います。
彼のものをお口に含みながら、
実は、その大っきなものを迎える準備のために、
私の身体からは、驚くほどいっぱいの、蜜液を滴らせていることに気付いてました。
どうかしたら、そのまま、彼の腰に跨って、
お口の中で、脈を打っているその大きなものを、
自分から導き入れたかもしれませんね。
「順子!」
唸るような声と、私の胸を楽しんでいた手のひらの力みから、
その瞬間が訪れたこと、分かりました。
彼が一番喜んでくれるよう、
私の身体を抱かなかったことを後悔しないよう、
それまで以上に、舌を巻きつかせて、手のひらで包んで、
とにかく、彼が、いっぱい出して満足してくれるように、
妻として努めを懸命に果たそうとしてたんです。
驚くようにたくさんの液が、私のお口の中を満たしだしました。
けれど、その大事なものを飲み込むことに、
こだわりや、ためらいはありませんでした。
確かに、強い匂いの、ひどく粘り気のあるたくさんの液を、
一滴も残さないよう飲み下すのは、正直、たいへんだったけど、
少しだけ、柔らかくなった、
彼のものの先に滴っていた名残りのものさえ、
まるで、絞りだすように、
そして、吸いだすようにして、喉を鳴らしたのでした。
夜空に「こと座流星群2014」の光の帯が舞い降りるころ、
彼の妻としての色濃い時間は、
こうして、静かに、流れ去ろうとしていたのでした。
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