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チャットでの体験2

2013.11.11 (Mon)

「チャットでの体験」の続きです。

彼の言うがままに、
自分の一番女性らしいところに指を添えた私。
濡らした指を見るまでもなく、
身体の奥から
透明な液を溢れさせていました。

「いっぱい、濡れているわ。」
恥ずかしい言葉を言った自分が信じられませんでしたが、
実際に、喘ぎ声が自分の口元から漏れることが分かりました。

「あなたの胸に顔を埋めて、終わりたい。」
私は慌てるようにしてワイシャツのボタンを外すと、
彼の代わりに、自分で自分の乳房を揉んでいました。

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「もうすぐだから、あなたも一緒に。」
中指の第一関節が、彼のものの代わりに私の身体に入ってきました。
今だけは自分のものである乳房を揉みながら、
私自身も、頂を求めましたが、
じれったい薄い快感の高まりに、私はキーボードをタイプしました。

「ごめんなさい。少しだけ待って。」
書斎ドアを開け、
隣の寝室にあるベッドの宮台からあの箱を取り出し、
確実に自分を登り詰めさせてくれるものを持つと書斎に戻りました。
いつもは主人から入れてもらうのに、
恥ずかしい潤いに助けられて、
今殆ど抵抗のないままに、それは、すんなりと身体に入ってきて、
私を仰け反らせました。

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快感を求めるために、女は賢いものです。
あの箱から同時に持ってきていた使い古しのネクタイで、
両方の太股を寄せて強く縛りました。
上質なシルク製のネクタイは、
今自分の中に入り込んでいる彼の代わりのものが、
私の中から抜け出ることを防いでくれると思ったのです。

「お願い、いかせて。」
「ああ、一緒に。」
彼から送られてきたその文字を見ながら、
私は、スイッチをスライドさせました。

腰が跳ね上がりました。
一人でのはずなのに、
明らかに彼にいかされようとしていました。

「ごめんなさい、いきそう。」
そう、タイプするのが精一杯でした。
いく、と、先にタイプすると、
リターンキーに小指を添えてその時を待ちました。

「僕も、今、あなたの中に。」
その、文字を見て、小指に力を入れました。
同時に、
本当は彼のものではないはずのものが、
しっかりと彼のものとして、深い頂に私を誘ったのです。

身体の麻痺が続き、その度に驚くような愛液が流れ出ました。

「僕はスキンを使ったから、汚れはしなかったけど、
君は大丈夫かな。」
涙に霞んだデイスプレイに彼の言葉が見えました。

「ええ 大丈夫。でも、キーボードがびしょびしょ。
ごめんなさい、何もしてあげられなくて。」
長い喘ぎがやっと収まると、そう、伝えましたが、
本当は流れ出た愛液が、
椅子のマットに深いしみを作っていました。

「また、お会いしたいわ。」
そう、言ったのは、私の方からでした。

どうかしていたんでしょう。
その時の私が、女性の周期の内で、
一番男の人のものを欲しがる時期だったからというのは、
やっぱり、言い訳にしか過ぎませんよね。

それから、彼とは仲の良いお友達です。
それにしても彼、私の街には、何時か来るのでしょうね。

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