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久し振りのモーテル4

2013.11.30 (Sat)

「パジャマパーテイを読んだよ」って主人。
なぜだか、部屋の明かりを暗くしました。
いつもは、恥ずかしいから明かりを消してって言っても、
二人の繋がっているところを見たいからと、
明るいままで営みが始まります。なのに。
私のこと後ろから優しく抱きしめながら、

「Tに抱かれてみるかい」
 ばかぁって、
そう言いながら、待ちきれずに腰を振っておねだりしましたが、
主人たら意地悪して、おっきなものなかなか入れてくれません。

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 「Tさん、入れてって、言ってごらん」
やだ、そんなこと言えるわけないでしょ。って、思ったけど、
そんな主人の言葉に強く興奮した私の身体は、
もう我慢できそうにもありませんでした。
欲しくて欲しくてたまらなかったのです。

Tさんに抱かれる、私が。
そんなこと絶対にないわ、と思いながらも、
閉じた瞼の先には、
爽やかな笑顔と、
あの時見た、
Tさんのおっきなものが浮かび上がってきました。
その途端、それまでにない感覚が私を包み、
身体の奥に、新しい蜜が溢れたことがわかったのです。

彼の熱いものの先が私の秘唇をゆっくりとなぞります。
お互いの愛液で、ヌレヌレ。
時折、私の秘芽にも熱いものが触れ、焦らされ、
とうとう我慢できなくなった私は、Tさんの顔を思いながら、
 「Tさんが欲しい。入れて」って、口走ってしまったのでした。

主人以外の男性を求める言葉を口にした私は、
これまで経験をしたことのないような、異質な快感を得たような気がしました。
他の人に抱かれる刺激ってこんなにすごいことなのかしら。

そんな私を見透かしたようにして、
男の人のものが一気に身体の奥まで入り込んできたのです。
胸を仰け反らせた私は、か細い声を上げていました。

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「順子さん、ほら、とうとう、僕のものになったんだね」
Tさんの言い方でそう言うと、
ゆっくりとした腰の動きが始まりました。
抱かれ慣れた身体のはずなのに、
今強く抱きしめられて、
私の身体を充分に味わっているのは、
まぎれもなくTさんのように思えました。

Tさんに抱かれた私の身体は、異常に熱く燃え上がっていったのです。

熱い息の中で耳たぶを噛まれながら、
 「順子さんの中が、絡みつくように僕のを締め付けてるよ」
 「順子さんのって、なんて、いやらしい乳房なんだ」
 「もっと、可愛い声、聴かせて」
 「太いって言って」
日ごろ聞くことのないそんないやらしい言葉と、
激しい腰の動きに揺すられながら、
私は泣きながら彼の背中に噛り付いていました。

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 「Tさん、気持ちいいって、言ってごらん。大きな声で」
私は髪を揺らして、出来ないって言うつもりだったのに、
思いもかけず、そのとおりに叫んでいました。
もう、私を抱いている男性が、主人なのか、Tさんなのか、
区別がつかなかったのかもしれませんね。

呆れるほど、短い時間でアクメの予感が感じられました。
きっと、桜色に裸身が染まりかけていたのだと思います。

 「順子さん、欲しいんだろ。中に出してって言ってごらん」
その言葉の終わらぬうちに、
それまでにない彼の深いえぐるような動きが始まり、
私の身体は、その動きに上手に合わせるようにして、
急激に登り詰めようとしていたのです。

 「あなた、ごめんなさい。
  Tさんのが欲しいの。Tさんの精液が欲しいの。」
私の口から迸った考えてもいなかった言葉に、
後になって一番驚いたのは、
きっと、私自身だったと思います。

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逞しい男の人の腰に両手をあて、
同時に始まった射精を、
できるだけ深いところで受け止められるように
自分のものを懸命に擦り付けていたのでした。

長い時間、荒い呼吸が治まりませんでした。
温かい、今はTさんのものである精液を、
不貞の妻として身体の一番奥に残したまま、
あきらめた様に目を閉じていました。

 「ああ、あんなにたくさん、出されちゃったら、
  Tさんの赤ちゃん、産むことになっちゃうわ」


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