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雪景色の街

2014.02.15 (Sat)


本格的な雪の季節を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、気温に対しては、いたって鈍感で、
毎日、殆ど変わらないような生活をしていますが、
流石に、この二、三日の、雪には驚いています。

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例年通り、家族で行くスキー旅行のために、
今日は、お買い物に行ってきました。
スキーには、Tさん家族と一緒、うちと家と同じ年頃のお嬢さんお二人なので、
いつも、子どもたち楽しみにしてるんですよ。
私としては、Tさんといろいろなことがあって、ちょっと、心配なんですけど。

一緒に行く桐子さんと、今回はご主人の仕事の都合で行けない葵さんと、
行きつけのスキーショップにお邪魔して、
春先に向けて少しお安くなっている上下のスキーウエアをチョイス。
子どもたち用の小物も買い込みました。
今から、ゲレンデが楽しみ、楽しみ。

ランチは、三人でホテルの30Fにあるスカイラウンジで、
パンケーキランチを満喫、
ちょっと周りの目を気にしながら、ボトルでワイン注文しちゃいました。
美味しかったですよ。
パパはお仕事中なのに、ごめんなさい。

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「前に滑ったときから、ターンのタイミングが思ったようにいかないの」
って、桐子さん。私と一緒に、国体スキー予選会に参加しているから、
とっても上手なんだけど、へぇ、そんなこと、考えて滑ってるんだ。
話題になっている料亭「金茶寮」のことも話題になりましたよ。
きっと素晴らしいだろうなぁって、一度は行ってみたいって、皆で言ってたんですが、
ワインのせいかしら、だんだん、怪しい話に。

「うちの主人たら、順子と二人だけで、旅行行きたいって言ってるわ」って、
驚いて顔を上げ桐子さんの顔を見ると、
「私はいいのよ、順子が良ければ。
そうなったからって、私たちが、分かれるなんてことにはならないから」
もうやめてよ、昼間っからそんな話。
「本当のところ、あなた、Tさんにもう、抱かれてるんでしょ」と葵さん。
「そんなことないわ、絶対。本当よ」
私、おかしいほどに髪を揺らして、小声でそう言いました。 
「あら、何 その慌てよう。やっぱり、そうなのね」
葵さんは、笑いながら、私のこと、冷やかしたんですよ。

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私の顔、きっと、赤く染まったと思います。
抱かれてないってこと、嘘ではないんだけど、
別荘ではTさんの思うがままに、
両乳房をいいように揉まれ、裸で抱きしめ合い、
お互いに濡らしたところさえ、その後、何度もこすり合わせてもいたんです。
このことって、桐子さんも葵さんもきっと、知っていることですよね。
ただ、Tさんの男の人の液、兼六園の暗がりの中で、
あんなに沢山飲まされたことだけは、話せるはずもありませんでした。
でも、桐子さん、きっと知ってるんだろうなぁ。

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唇だけは許してはいないんですけど、
それって、何の言い訳にならないですね。


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