初めての人2
2014.02.25 (Tue)
その後のことは、よく、覚えていません。
後で、友達に聞いたところ、特に心配な様子ではなかったみたいなんですが、
私自身は、先輩の部屋のベッドの上まで、記憶飛んでるんです。
端正な顔立ちの先輩、
さっき、乾杯の音頭をとった、系列大学の部長さんです。
その唇が、私の胸元にあって、そして、乳首を吸ってるんだから。
私は、声も出せませんでした。
18歳になって暫くしか経たない張りのある乳房。
薄い桜色の乳首は、自分が鏡で見ても、美しい色でした。
その乳首を熱心に吸ってた先輩、
与えられる快感のあまりの気持ちの良さに、見事に反応していた自分の身体にも、
私自信、ひどく驚いていたのは、当たり前ですよね。
「初めてなんです」
抱きしめられながら、やっとの掠れた声が、私の精一杯の言葉でした。
「わかってるよ」
と、優しくそう言ってくれると、先輩の広い男の人の身体が、被さってきて、
その逞しい腰が私の両太ももを、ゆっくりと開き始めたんです。
当然、身体を裂くような、するどい痛みがありました。
けれど、春先に花々たちが、
蕾を柔らかくして、ゆっくりとその花びらを開くように、
私自身の身体も、男の人を受け入れる時を待ってた、
そんな、季節だったんでしょうね。
溢れるほどに潤った私の身体は、思っていたよりすんなりと、
先輩のもの、迎え入れることができたんです。
そして、痛みに耐えながら、しっかりと目を閉じた私に、
身体の中にこんなにも奥深いところがあること、
先輩のものがしっかりと教えてくれたんです。
ゆるやかな動きではありましたが、
それまで経験したことのない快感が、私を包んだんですよ。
自分でも驚くような艶っぽい喘ぎ声を、生まれて始めて漏らしながら、
教えられてもいないのに、白い両足で彼の腰を引き寄せてました。
暫くは、そんな私の姿と身体を楽しんでた先輩でしたが、
その動きもだんだん早くなり、
そして、唸るような声を上げると、
私を抱きしめながら、腰を強く押し付けてきたんです。
自分の身体の中にあった彼のものが、それまで以上に大きく太く膨らみ、
二度三度、それまで以上の突き上げを、身体の奥に感じると、
息が詰まるほど、強く抱きしめられました。
やがて、二人の息遣いが穏やかになると、
「かわいい顔してるのに、おっきなおっぱいなんだね。」
って、優しく胸を揉みながら、言ってくれたんです。
自分の身体を、男の人が喜んでくれたこと、
女として、とても、嬉しかったの覚えています。