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六条通りから5

2021.05.06 (Thu)


私、彼のもの、できるだけ深く迎え入れることができるように、
両太もも、これ以上は無理なほど、左右に開くと、
少しずつ、肉壁を押し開きながら、身体の奥に進んでくる彼の男の人のもの、
溢れるほど、濡れそぼった中を、何度か、戻り、そして、進み、
とうとう、男の人のものの先が、身体の奥に届いたことを感じさせられたのです。

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太もも、彼の逞しい腰に絡め、自分の身体の求めるがままに、
もっと、深く、奥に欲しくて、揺すりたてると、
彼の首筋に両手を絡め、手繰り寄せ、
声を漏らしながら、もう一度、くちびるをねだっていたのでした。

穏やかな動きではありましたが、
悦びは、強く、そして、間違いなく、迫りつつありました。
乱れ始めた、そうた君の荒い息遣いに、
幾らもしないうちに、スキン越しではありますが、
彼のしるし、放たれることが察せられました。

そう思っていたのに、
彼、突然、繋がっていた身体を解くと、
さっき、お口で被せてあげたスキンを外してし、
私のお腹の上に置いたのです。

「えっ、だから、駄目だって」
「お腹の上に出すから、いいでしょ」
「だって、本当、大丈夫」
「上手にするから」
「でも… あぁ」

慌ててそう言った時には、彼のもの、
もう一度、私の秘唇を押し開いて、突き入れられてきて、
私、彼の望み、許してしまう声、あげさせられてしまっていたんです。

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そうた君、耐えられないほど、女性との経験が浅いわけではありません。
きっと、最後に、自分の解き放つときには、
私の中から上手に抜いてくれるだろうからって、
私、早くなり始めた彼の腰の動きに応えるようにして、
首筋に、両腕を絡ませ、自分の腰、嫌らしくうごめかせてしまっていたんです。

スキンを外して、生の性器の繋がり合いのためでしょうか、
それとも、また、暫くは逢えないこと、分かっていたからなのでしょうか。
僅かな彼との営みの間に、強く深い悦び、何度も与えられました。
もう、自分にその悦びを与え続ける、彼の男の人のものに、
スキンが被さっていないこと、忘れてしまっていたのかもしれません。

そのこと、思い出したのは、
自分の身体に突き入れられる、それまで以上に早くなりだした彼の腰の動きと、
乱れだした息遣いを感じた時だったのです。
けれど、それは、それまで以上に、硬さを増したように感じられた彼のもので、
幾らもしないうちに、確実に悦びに昇り詰めることが察せられるタイミングでもあったのでした。

「あぁ、出そうです」
「そうた君、お願いよ」
「あぁ、もう」
「駄目よ、外に」

慌てるように、私がそう言うと、彼、少しだけ動きを緩やかにしてくれました」

「やっぱり、このまま、出したい」
「えっ、だから」
「順子さんのこと、好きだから」
「でも」
「僕のもの、受け入れて」

そうた君、そう言うと、息が止まるほど、私の身体を抱きしめると、
私の身体の奥を確かめながら、
その逞しい腰の動き、それまでと同じように、続けたのでした。

彼の肩越しに、天井のライトを見上げていました。
彼の腰の動きに誘われるように、後、幾らもしないうちに、
私、悦びの頂に昇りつめ、そして、きっと同時に、
そうた君、私の身体の奥に注ぎ入れるんだわ、
それも、人妻として、許されない時に、私の夫ではない、自分の男の人の精液を。

彼の首に絡めた両手、その左手の薬指から、
私、あれほどねだって買ってもらった、ティファニーの結婚指輪をそっと外すと、
傍らの宮台の上に置いたのでした。

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失くしてしまうことの心配など、こころにありませんでした。
ただ、今は、ここには居ない夫の妻であることを忘れ、
自分の身体に迎え入れるだろう、この人の男の人のしるし、
しっかりと受け入れること、納得するしかなかったのでしょうね。

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