夜の黒川温泉3
2017.01.16 (Mon)
一瞬で、懐かしいとも思える純君の太くて、長いものの先、
私の身体の奥に、届きました。
どうしようもないなりゆきのままに、
昔のあの時と同じように、いとこの純君と、しっかりと、繋がり合ったのです。
「いやあん、純君、駄目よ」
でも、そう言いながら、私の身体、純君の激しい腰の動きに正直に応えるように、
嫌らしくお尻、振り続けていたのでした。
あの頃と同じでした。
重なり合った二人のくちびる、私の乳房に被さった彼の手のひら、
そして、こうして、純君の男の人のもの、迎え入れている私の身体のひだ。
それらのどれもこれもが、
お互いのために作られたような、そんな、相性のよさだったのです。
父親同士が兄弟で、母親同士がいとこという、
普通より、さらに深い血のつながりの関係だった二人、
彼に抱かれることは、
もしかしたら、自分自身に抱かれるような、そんなことだったのかもしれませんね。
そのまま、彼の腰に跨り、
そして、抱きかかえるがままに移った、部屋の中の張りのある冷たいシーツの上で、
彼の望むがままの恥ずかしい動きが、否応なく続き、
そして、それ程、抗うこともなく、
身体の奥に迎え入れた、注がれてはならない、おびただしい彼の温かな男の人の液。
けれど、その温かさに誘われた真っ白な悦びに昇り詰めながら、
今は、もう、諦めるしかないと、そう、思っていたのでした。
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