夜の黒川温泉2
2017.01.12 (Thu)
黒川の温泉旅館らしく、自然な木立の佇まいの庭が眺められる、
ちょっと、贅沢なお部屋の半露天風呂。
お部屋の中にも、檜のお風呂があるんですけど、やっぱり、風情がありますね。
純君たちが来るまで、まだ、時間があったので、
ゆっくりと、柔らかな温泉のお湯、楽しんでいたのでした。
「一緒にいいかなぁ」
突然、純君の弾んだような声が部屋の中で聞こえると、浴衣を脱ぐ音が察せられました。
「やだぁ、駄目よ。まだ、早いわよ」
そう、慌てて言って、湯船から立ち上がろうとしたのに、
純君、裸の身体、隠そうともしないで、入ってきて、
私の横に、音を立てて、滑り込むように入り込んでくると、
上手に背中に回り込んできたのでした。
「もう、駄目よ、みどりさんに叱られちゃうわ」
でも、そう言った時には、後ろから彼の手が回されてきて、
私の乳房に、しっかりと覆いかぶさってきたのです。
「相変わらず、巨乳なんだ。すごいね」
「ああん、やめてよ」
でも、なぜか、抗えなくて、
彼の、するがままに、乳房、いいように揉まれるの、許してしまっていたのでした。
胸元から沸き上がる、桃色の快感と摘ままれた乳首からの快感に、
思わず唇を開いて、甘い声を漏らしてしまうと、
待っていたように、頤に手を添えられて、キス、されてしまったんです。
ゆっくりと、唇を開き、挿し込まれてきた彼の舌と、
逃げ回っていた私の舌が、いつの間にか、絡み合い、
そして、懐かしい香りのする唾液、飲まされました。
「いけないのよ、昔と違うんだから」
荒くなった息の中で、やっと、そう言おうとしたのに、
「ちょっと、いいでしょ。昔みたいに」って、湯船の淵に座ると、
私の手に、自分の逞しい男の人のもの、握らせたんです。
あぁ、すごいわ。
昔のあのころと同じように、こんなに熱くしちゃって。
私、言われもしないのに、お湯の中に座りなおすと、
その、純君のものに、何度か頬摺りして、
先から滲みだしていた透明な液、そっと、舌先ですくい、
その、怒ったようなもの、ゆっくりと、お口に含んだんです。
「あぁ、いいよ」
って、気持ちよさそうな、純君の声。
もう、こんなにに大きくしちゃって、お口の中に全部入りそうもないわ。
少し涙目になりながら、私、一生懸命、髪を揺らし、舌を絡ませてあげましたよ。
「飲んでくれる」
「バカぁ、でも、そうしたら、今夜、私の身体、諦めてくれるの」
「そんなわけいかないよ。せっかくなんだから」
ザアって、私の脇に差し入れてきた両手で、身体、お湯から立たせると、
純君、後ろから抱きしめてきて、私の両手、湯船の淵に突かせたんです。
やだぁ、駄目だって、そう、身体、ひねろうとしたけど、
やっぱり、あの時のこと、あの時の私の身体、しっかりと、覚えていたからかしら、
少しの違いもなく、純君の男の人のもの、濡れそぼった私の秘唇、押し広げたのでした。
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