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別荘での過ち8

2015.01.06 (Tue)


Tさんとの早朝の出来事、
主人に、どんなふうに話そうかなぁて、そう、思っていたんですが、
宴の後片付けが終わって、部屋のマットの上に横になると、
なぜだか、あっと言う間に、眠ってしまっていたのでした。
少し、飲み過ぎていたのでしょうね。

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うっすらと目を覚まして、横を見ると、あらっ、主人、いないわ。
まだ、それほど時間は経っていないように思えたし、
別荘の夜、求められないことってないんですけどね。

気持ちよくエアコンが効いていて、物音ひとつ聞こえないと思いました。
けれど、なぜだか、少しだけ開いていたドアの隙間から、
何かしら僅かな音が、忍び込んでいたのです。

私は、そっと起き上がると、ドアを開いて階段を少しだけ降りかけましたが、
そこに、思ってもみない光景が、薄らとした暗がりの中に、見て取れたのでした。

ソファーの上で、
これ以上は無理だと思えるほど、大きく広げられた里子さんの白い太腿の間に、
間違うはずのない、主人の逞しい腰が重なり、
二人の身体が、しっかりと繋がっていることが分かったし、
彼の広い手のひらが、
里子さんの乳房を少しだけ乱暴に揉んでいるのさえわかったのです。

里子さんは、おとがいを仰け反らせ、
私だけのものであるはずの主人の広い背中を、
耐えきれないようにして、両手で抱きしめていました。

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悦びの頂が訪れようとしていたのでしょうか、
里子さんは、僅かに身体を起こすとくちびるをねだり、
改めて、主人の首に手を回すと、重なり合った唾液に濡れ滴った唇を開いて、
深く舌先を挿し入れようとしていたのです。

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余りの驚きに、息が詰まるように感じました。

勿論、この時が初めてでした。
主人が、私以外の女の人を抱いているところを目の当たりにするの。
声を掛けることなどできるはずもなく、部屋に戻りかけましたが、
そんな私の背中に、ふたりが同時に昇り詰めることを願う、里子さんのか細い声が、
暗がりの中、微かに聞き取れたのです。

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部屋に戻ると、胸に手を当てて、ゆっくりマットに身体を横たえました。
私の秘唇からは、確かめる必要もないほど、
恥ずかしいほどの透明な蜜が滴り溢れていました。
少しだけ慌てるように下着に挿しこんだ指は、
今は自分だけの柔芽にあてられたのです。

なぜだかわかりません。
今朝Tさんのものを身体の奥に注がれ、
そして、今、主人が、自分とは違う女の人の中に、大切な液を注ごうとしている。
混乱していたのでしょうか、
とにかく、自分のこころと身体が求める悦びのために、
蜜にまみれた細い指を、ゆっくりと動かし始めていたのです。

恥ずかしい柔芽や、濡れたひだに、
どう触れれば、強く、早く、自分を悦びに導けるか、
一番よく知っている蜜に濡れた私の指先は、
少しも惑うことなく、開かれた太ももの間で動き、
いくらもしないうちに、私の腰は、高く跳ね上がろうとしました。

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けれど、あと僅かで、待ち望んだ瞬間を迎えようとしたとき、
私の中に思い浮かんだのは、
思いもかけず、大好きな主人ではなく、
今朝、身体を繋ぎ合いながら、耳元で熱い息の中に聞いたTさんの、
「他人じゃなくなるんだよ」という言葉だったし、
そして、その時、ふたりの身体を繋いでいた恐ろしく太い、
彼の男の人のものだったです。

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大きく胸を仰け反らせた私は、
ここにはいるはずもないTさんに誘われるようにして、
恥ずかしい細い声をあげながら、桃色の頂に昇り詰めていったのでした。




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