京都の予感2
2017.09.08 (Fri)
京都の叔母さんの具合が悪くて、入院することになりました。
毎日のお見舞いや、叔父さんの食事のお世話をするために、
暫く京都で暮らすことになり、
こうやって、二週間に一度程度、帰省する生活が続いています。
主人は、実家で過ごしていて、心配はないんですが、
二人の夫婦の時間、暫くぶりに求められると、
なかなか、私のこと、放してくれないんですよ。
私の親戚ことで、パパにはいろいろと不自由させているし、
それ以上に、恥ずかしいけど、
私も、熟れ始めた自分の身体、持て余してるのが正直な気持ちなんです。
「Tが京都で逢いたいって言ってるよ」
虚ろな眼差しの私を見下ろしながら、
自分の男の人のもの、溢れるほどに濡れた私の秘唇に繋ごうとしながら、
パパ、曇ったような声で、そう言ったんです。
その言葉に、身体を固くした私、けれど、その時には、
欲しくて堪らなかった、大好きなパパのもの、二人の愛の液に助けられて、
一気に身体の奥にまで、突き入れられてきたのでした。
身体を仰け反らせ、細い声を聞かせました。
Tさんのことを言われながら、
パパとひとつに繋がった途端、なぜだか、鋭い悦びが身体の芯を走ったからです。
ゆっくりと、私の身体の奥を味わうような、優しい腰の動き、
これ以上は無理だと思えるほど太ももを開き、逞しいパパの腰を両手で引き寄せていました。
そうしなければ、Tさんの顔が、自分のこころに浮かぶように思えたし、
そして、今、自分の身体と繋がっている男性のもの、
誰のものだか分からない気がしたんです。
「駄目よ、絶対。お断りしてくださいね」
そう言うと、慌てるようにして、パパのくちびるを求め、絡んだ舌を吸いたてていました。
何度かの誘惑を拒みながらも、
最後は夫の許しのまま、身体を繋ぎあってしまったTさん。
爽やかな涼風が吹き流れる初夏の林の中で、
断り切れないまま、初めてTさんと繋がり合い、
そして、彼の驚くほどおびただしい量の男の人のしるし、
とうとう身体の奥に注ぎ込まれたのでした。
身体が離れた後、その繋ぎ合っていた私の秘唇から、
ゆっくりと、温かい彼のしるしが草の上に滴り落ちるのを、
呆然と見つめていた時間を、もちろん今も忘れられないでいるんです。
「今年のお正月は、Tの別荘にもいかなかったし、
順子のこの身体思い出すと、堪らないんだって言ってたよ」
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