2ntブログ
01月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728≫03月

佐渡での数日5

2017.02.05 (Sun)


目を見開いたまま、呆然として、薄っすらとした白いお部屋の天井、
ただ、見上げていたような気がします。
けれど、居たたまれないような麻痺の襲う身体の奥からは、
今しがた注がれた彼のしるしが、つぅーって、伝い流れているのがわかりました。

creampie_sex_5094-015s.jpg

昨日から今朝まで、何度も、彼のくちびるが摘まみ、舌先が吸い上げた柔らかな乳首が、
その液の温かさに誘われるようにして、キューンって、固くなり、
その度に、身体の芯に、桃色の快感が走り抜けていました。

「テイッシュ、使いますね」

そう言って、彼がベッドに乗ってくると、手にしたテイッシュを、私の太ももに近づけたのです。
されるがままに、膝をたて、ゆっくりと太ももを開くと、
ヒクついていただろう熱い秘唇から、後ろの方にまで伝い流れる温かい男の人の液、
そして、その液、優しく拭き上げてくれてる、そのぞろりとした感触に、

「あぁん」

て、あきらめたような、甘い声、漏らしてしまってました。

5d53efdc-s.jpg

やっと、熱い喘ぎが治まりかけようとしたのに、
優しく腕枕をしてくれてた彼、その手のひらが、たわわな乳房に被さってきて、
柔らかくなりだしていた乳首、人差し指と中指の間で挟んだの、分かりました。

「感激しました。思ってた通りの身体なんですね」

そんな恥ずかしい言葉、聞こえない振りをした私、
掠れた小さな声で、こう応えたのです。

「研一君、あなた、女の人、私が初めてじゃないわね」

ゆっくりと、乳房の柔らかさ楽しんでいた彼の手のひら、
はっとしたように止まると、

「えっ! わかりました?」
「ほらっ、やっぱり、そうでしょ。分かるわよ、人妻の私のこと、あんなに泣かせたんだもん」

ac676850-s.jpg

近づいてきたくちびる、私、怒っていないこと、分かってもらうために、
良い匂いのする唾液に濡れたそのくちびる、こすりあう様にして、重ねたんです。

berochu_5205-012s.jpg

「女の人とのこと、もう、経験してて、高校に入学するときに、家庭教師の先生と」
「まぁ、そんな前から」
「ごめんなさい。嘘つくつもりはなかったんですけど、
順子さんのこと、忘れられないこと、本当だったんですよ。
それに、先生から、卒業させてもらうようにって言わないと、
もう、二度と逢ってもらえないぞって言われて」

そう言うと、もう一度、くちびる、ねっとりと重ね、舌、絡めてきたんです。

「先生からも、そんなこと、言われたの?」
「えぇ、あれから先生も、葵さんと、また、逢いたいって言ってて、
それに、順子さんも聞いてと思いますけど、奥様、亡くしたっていう話、 
それも、本当のことじゃないんですよ」
「やだぁ、驚いたわ。葵さん、そのこと知らないわよ」
「いえ、葵さんには、前に本当のこと話してあるって、そう、おっしゃってました」

ええっ、じゃぁ、何も知らなかったの、私だけなのかしら、
知らないまま、先生と研一君、そして、葵さんの、巧妙な罠に、見事に嵌ってしまったのね。

驚きに呆然としていた私の裸の身体を、また、彼の手のひらが這いまわると、

「あぁ、何度出しても、また、欲しくなっちゃう」

そう言って、くちびる、ねだりながら、
覆いかぶさってきた彼の広い背中に、
言われもしないのに、両手を絡ませると、白い太もも、ゆっくりと開いたのでした。

97e7023bfc8c3eaedd717125a68bdf28-630x472.jpg

こうして、二日目の午前中、レストランにさえ行かないで、
ベッドの上で、抱き合い、彼の若さに翻弄された私、
彼の望むがままに、身体を開き続けた時間を過ごしたんです。

彼との約束、私にとっては思いもかけない結末になってしまったけど、
もう、仕方のないことだと、諦めるしかなかったことだと、
その時は、そう、思うしかなかったのでした。


resize_img.jpg



殆ど、観光らしいことをしなかった二泊三日の佐渡旅行の最終日。
新潟駅のホームまで見送りに来てくれた二人でしたが、
途中でのお弁当を選びに、先生と二人で構内のお店に行きました。

駅弁屋 新潟3

「今度は、二人だけで、逢いたいね」。

支払いをしていただいたので、丁寧にお礼言ったんですけど、
私の身体、舐め回すように見てた先生、こう言われたんです。

big_boobs_5312-029s.jpg

「あいつと違って、じっくりと大人の夜、楽しませてあげるから、
暫くしたら、連絡させてもらうよ。いいだろう」

ひどく驚いた私、身体、震わせました。
だって、今朝、佐渡のベッドの上で、
泣き声をあげてねだった研一君の精液、
まだ、身体の奥に、宿しているように思えてたんです。

先生、その濡れた場所に、今度は、自分の男の人のしるし、
たっぷりと、注ぎ入れること、望まれているのでしょうか。

berochu_5205-065s.jpg

さっきまで、
研一君といちゃいちゃしながら乗っていたジェットフォイルの中、

「あんなに、いっぱい出したのに、
順子さんの身体見てたら、もう、欲しくてたまらなくなっちゃった」

そう言いながら、太ももに伸びてきた彼の手、感じていたんです。

「また、逢ってくれるって約束してください。
今度は、僕がひとりで、順子さんのところに行くから」

そんな、人妻として、二度はできるはずもない研一君との約束、
振り払うようにして、移した視線の先には、
日本海の真っ青な夏の海が、幾らかの白波を見せながらも、
どこまでも、穏やかに広がっていたのでした。

20150124_1282906.jpg



関連記事
10:19  |  「順子の日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(9)
 | HOME |