ゆきひとさんとのこと
2015.07.19 (Sun)
「由香里さん、岩崎さんと逢うんだって」
そう言うと、主人、繋がったままの腰、もう一度、押し付けてきました。
「えっ ええ」
身体の奥に、今しがた注がれた主人の大切な液、
私、その温かさを感じながら、身体、どうしようもなく、くねらせてたんです。
「それに、由香里さん、大丈夫な日じゃないって」
「ああん」
「岩崎さんの危ない液、由香里さんが欲しがったらどうするかって」
少しだけ柔かくなったのかなって思っていた主人のもの、
また、芯を感じるように少しだけ太くなったの、迎えていた身体の中で感じました。
私たち夫婦が愛読させてもらっている、
「愛する妻を他人へ」のことなんです。
(リンク先の一番上にありますので、読まれてみてくださいね。
虜になってしまうブログですよ)
由香里さんっていう、素敵な奥様、なのに、ご主人のゆきひとさん、
そんな最愛の奥様を、他人に委ねてること、綴られています。
私も、Tさんや夫以外の男性に、身体開いてしまったこと、
恥ずかしいけど、皆さんご存知ですよね。
でも、その時のこと、とても、ゆきひとさんのようには書けなくて、
揺れ動く繊細なこころのひだと、奥様である由香里さんへの深い愛情が、
濃密な文章表現で描かれていて、随分と勉強させていただいてます。
けれど、ゆきひとさんが望まれていることだと分かってても、
由香里さんを岩崎さんに委ねてしまう夜を迎えること、
女性としても、本当に切なくて、苦しくて。
その、由香里さんと岩崎さん、二人だけの夜を、
ゆきひとさんの望む夜を、また、迎えようとしているんですね。
「大丈夫じゃないのに、出されるって、順子ならどうする」
私の胸に手の平を被せながら、主人、そういうと、
スプーンが重なるように、身体を寄せてきました
「やだ、パパ、そんなこと言わないで」
「Tのときは?」
「嫌!」
でも、その途端、主人のもの、それまでにも増して硬くなったの、
身体の中で感じられて、私、思わず甘い声漏らしてました。
「Tから、連絡あるんだよね」
主人の動きに仰け反りなが、小さく頷きました。
嘘は嫌だったからです。
Tさんとのことで、主人に隠し事したら、それって、本当の浮気になってしまうから。
「何て言ってるの」
私が応えられないで、細い声で喘ぐと、
「また、順子の中に出したいって、言ってるんだろ」
その言葉に、
「あぁ、ごめんなさい」って、震えながら、掠れた声で、そう言うしかなかったのです。
昨年の夏、Tさんの別荘に皆で行った時、
早朝の誰もいない木立の陰で、思いもかけずTさんと身体を繋げ合い、
最後には、Tさんの印、身体の中に注がれること許していたのでした。
(今年1月分に載せている、「別荘での過ち」読んでみてくださいね)
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