立山への旅10
2015.06.06 (Sat)
「ごめんなさい、主人が、離してくれないんですよ」
そう言うと、私、受話器を置きました。
「先生、酔っぱらって、寝ちゃうんだって」
先生に誘われて、言葉を選びあぐねていた僅かな間に、
私、恥ずかしいこと、思っていたんですね。
私、パパの横にごろん、そして、自分の胸にパパの手、誘ったんです。
「残念だったね」
「何が?」
「先生と」
「馬鹿ぁ、そんなこと」って、そこまで言って、
その後の言葉に詰まりました。
そんなこと、少しも考えてないわって、言いたかったけど、
本当は、別のこと、思ってたんだから。
パパ、私のはだけた浴衣の前を開くと、乳房に手の平に被せ、
ちょっと乱暴に、ぎゅーって、揉み始めたんです。
「ほら、先生のものだと思って」
パパ、そう言うと、腰、後ろから押しつけながら、
私の大好きな、パパのものの先で、私の秘唇の溝、押し開き始めたのでした。
あぁ、私、甘い声漏らしながら、早く、奥まで欲しくて、お尻、振りました。
あっ、入ってきたわ、少しずつ、あぁ、奥にまで入ってくるぅ。
私の身体、喜んでパパのもの、きゅうって、締め付けるの、分かりました。
大好きな、大好きなパパのもの、
私、桃色の声出ちゃうのが恥ずかしくて、慌てて口に手を当てたのですが、
その手、パパ、そっと引きはがして、
「おっきな声、聞かせて」だって、
あぁ、いいのね、おっきな声出して、あぁ、たまらないわ。
昨日、早々と寝ちゃったから、今夜は、パパ、元気。
後ろから愛してくれた後は、
私のこと、自分の身体に跨らせると、身体が浮き上げるほど、激しく突き上げてくれたし、
最後は、お互い見つめ合いながら、長いこと、動いてくれ、
家では出せないような、おっきな声、やっぱり、私、叫び続けていたのです。
何度、良くなったのか覚えていません。
けれど、息が詰まるほど抱きしめられ、
身体の奥に、その夜、二度目のパパの大切な液、注ぎ込まれながら、
パパ、ごめんなさい。
私のこころに浮かんだのは、そう、先生の端正な顔立ちだったのでした。
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