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立山への旅9

2015.06.03 (Wed)


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薄っすらとした闇が、静かに流漂っている部屋の中、
ひとつだけ、ベッドサイドの小さなライトが、
裸の身体をしっかりと繋ぎあった私たちを、そっと照らしていました。

高く上げさせられた私の両脚のつま先が、天井に向かって伸びている様子が、
厚いカーテンをスクリーンのようにして、影絵のように映っているのが、
仰け反った私にも、一瞬、見えたのです。

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「あぁ、すごいんだね やっぱり、君の身体」
何も応えることできないまま、
ゆっくりと揺すられるがままの、自分の身体感じました。

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私の膝に手を当て、太腿を、大きく広げると、
自分のものをしっかりと迎え入れている私の秘唇、
先生、じっと見下ろしているのが分かりました。
そして、身体を倒してくると、喘ぎのために開いていた私のくちびるに、
ぞろりと、舌、入れてきて、
その途端、それまでとは違った、えぐるように、腰、押し付けてきたのでした。

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「ご主人に聞いたよ、今日は大丈夫な日だって」
けれど、私の応えを聞かないうちに、
先生のもの、それまで以上に、太く膨らみ、
先生の熱い印、とうとう、私の身体の一番奥に、
弾き出されたのを感じたのです。

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旅先とはいえ、昨日始めてあったばかりの男性に抱かれ、
そして、今、その人の、男の人の液、身体の一番深い場所に、注ぎ込まれ、
私、混乱した気持ちだったはずなのに、
身体の方は正直に、自分の奥を満たし始めた男の人の印、もっと、もっと、欲しくて、
先生の背中にかじりつきながら、髪を振り乱しながら、腰、擦り付けていたのでした。

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