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立山への旅5

2015.05.23 (Sat)


「順子さん、なんだか、さっぱりした顔して、綺麗だわ。 
 そうか、昨日の夜は、旦那様に可愛がってもらったのね」
朝食の会場でご一緒した奥様から、笑いながら言われました。

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けれど、そう言う奥様の様子も、ひどく幸せな様子。
私がそのこと言うと、
二人、仲良しな夜、過ごされたこと、白状されたんですよ。

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「主人たら、ベッドの上でも、
順子さんは綺麗だ、胸がおっきかった、ってうるさいの。
 きっと、順子さんの身体のこと思い出しながら、私のこと抱いてのよ」だって。
先生、ちょっと、慌ててました。

いいんですよ。私のこと、思っていただいたのなら。
私だって、先生のこと思いながら、恥ずかしいことしたんだから、
もしかしたら、同じ瞬間に、お互いのこと思って、良くなってたかもしれませんね。

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幸い、旅行2日目も、見事な五月晴れ。
今日は、いろいろな乗り物に乗っての移動です。
宇奈月温泉からのトロッコ電車や、雪壁の大谷散策が予定されていて、
とっても、楽しみにしてるんですよ。

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トロッコ列車の席に座ると、パパ、私の腰を抱き寄せてきました。
「Tと、これ、乗ったんだよね」
丁度、一年程前、Tさんとの旅行でも、この電車に乗ったこと、
私のブログで書いていたの、パパ、思い出したんですね。
もちろん、私も忘れるはず、ありません。

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「T、順子と旅行したいっていってるよ」
自分の大切な妻が、夫ではない他の男性に、間違いなく抱かれる旅にって、
あの時、そう言ったパパ。
Tさんに身体を開き、私が、パパだけの妻ではなくなってしまうだろう旅に、
言われるがままに、出かけてしまったのでした。

狭い座席に身体を寄せ合って、新緑の川沿いをトロッコ列車が走ります。
温かいパパの身体を感じながら、
そう言えば、あの時って、Tさんから言われるがままに、
下着、着けていなかったこと思い出し、
そのこと、知っているパパに、申し訳なく思ったのでした。

無題7


立山駅からケーブルカーに乗ります。
連休ってこともあって、どこも、観光の人でいっぱい。
駅前を少し散策した後、駅に向かって歩いていると、
先生、幟の立っている店の前で、立ち止まったんです。
「ソフトクリーム、好きですか?」
「えっ、ええ、大好きですけど」
「じゃ、ちょっと、待っててくださいね」って、
二人分のソフトクリーム持って、戻ってきました。
「大好きなんですよ、僕も」
そう言うと、先生、
美味しそうに、抹茶色のソフトクリームに、口を付けたんです。
まぁ、なんだか、可笑しいけど、
私も、冷たいバニラ味のソフトクリーム頂きました。
二人で、笑みを浮かべた顔向かい合わせながら、
その、美味しかったソフトクリーム、楽しんだんです。

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食べ終わって、駅に行ったんですけど、
パパたちの後姿、ケーブルカーに乗る斜めになったホームの、ずっと上の方に見えました。
仕方がないわって、階段みたいになったケーブルカーに先生と乗り込んだんですけど、
まぁ、車内もぎゅうぎゅう詰め、仕方なくドアのところに二人で立ちましたが、
私の腰に手を回した先生に、他の人を避けるように抱き寄せられ、
先生の息遣いが近くに感じられました。

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「昨日の夜は、あなたの胸、忘れられなくて」
「えっ!」
「その胸、思い出しながら」
「それで?」
「家内のこと、抱いたんですよ」

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思いもかけない、先生のそんな言葉が恥ずかしくて、私、俯きましたが、
後ろから押されたのでしょうか、先生の身体が私の腰に押しつけられて、
私、諦めて、目を閉じたのです。
抱き締められるように、身体を重ね合いながら、
ケーブルカーに乗った二人、美女平に向かって、昇っていったのでした。

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14:23  |  「順子の日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(6)
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