地中海での過ち6 白い液
2016.10.30 (Sun)
「なんて、締まるんだ。我慢できない」
ほんの僅かな時間のうちに、それまでには聞かなかった、
慌てたようなだんな様の、裏返った熱い声、耳元で聞かせられると、
乳房に触れるほど、太ももを深く折り曲げられ、
逞しい腰で、今まで、その腰に絡んでいた、白い足の付け根を、もう一度開くと、
上から落としてくるように、強く、押し付けてきたのです。
乱暴とさえ思えるほどの動きに、
そうでなくても、桃色の頂に上り詰める寸前だった私。
今、だんな様の熱く、太い、男の人のもの、
しっかりと埋め込まれている濡れた蜜壺の、
これまでは知らなかったと思える深い奥の肉壁に、
あぁ、どくどくって、驚くほど強く、そして、驚くほどたくさん。
人妻として、求めてはいけない、粘り気のある、夫ではない男の人のしるし、
あぁ、とうとう、たっぷりと、注がれ始めたことが分かり、
その白い液の温かさに誘われるようにして、
目の眩むような悦びの頂に上り詰めていたのでした。