2ntブログ
03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

スカイツリーの夜2

2015.04.10 (Fri)


蔵元さんと夕方浅草で待ち合わせ、
東京の電車慣れてないから、結構、たいへんでした。
路線図を見上げていたら、
「お教えしましょうか」って、男の人に、声、掛けられたりするし。

浅草寺の雷門のおっきなちょうちんの下、蔵元さん、もう来てました。
今日も、薄いガルグレーのジャケット、下町には見られないような素敵な装いです。

dscf2904.jpg


連れて行かれたのは点心のお店、
フカヒレあんかけご飯や上海蟹みそ入り青梗菜など、
私の街ではめったに食べられないお料理で、美味しかったですよ。

a7b15657d2b30b95_S.jpg


せっかくだからって、スカイツリーまでタクシーに乗りました。
始めてだったんで、驚いたけど、嬉しかったです。
幸い、平日の早い時間だったから、それほど並ばないでフロア450っていう展望階に。
ゆっくりと暮れなずむ東京の街に、
ひとつ、ふたつ、お化粧をするように、明かりがともり始めていて、
なんだか、とっても、ロマンチック。
周り、仲の良いペアばっかりで、身体を寄せ合って夜景楽しんでました。

IMG_3995.jpg


彼の手、私の腰に回され、身体、そっと、抱き寄せられましたが、
私、抗いませんでしたよ。
みつ川での夜のこともあったし、
それほど、素敵な東京の夜景だったんです。

thumb5.jpg


予約してあるからって、すぐ下の展望階のレストランに。
まぁ、こんな素敵なところ、スカイツリーの中にあるんですね。
そして、驚いたことに、
このレストラン、蔵元さんのお友達がプロデュ-スされたそうです。
素敵なお店でしたよ、皆さんもどうぞ、来られてくださいね。

私たちが座ってるテーブルのすぐ真下から、
ずっと遥か向こうまで広がる東京の絶景、本当に綺麗でした。
大好きなシャンパンお願いして、乾杯。
さっき、点心のお店でも、ビール少し頂いていたんですけど、
ここでは、本当、シャンパンが似合いますよね。

N811_teburuniokaretasyanpangurasu500-thumb-759x500-2169.jpg


「もう、逢えないのかなぁって、そう、思ってました。
 あの夜のこと、そして、あの夜のあなたのこと、忘れられなくて」

彼、遠くの瞬く夜景から、目の前の私に目を移すと、そう、言ってくれたんです。
どう応えていいのかわかりませんでした。
たった二度目の出会いなのに、
確かに、私にとって、彼、特別な人になりつつあったのかもしれませんね。

目の前のテーブルに置かれた、シャンパングラス。
その向こう側に揺れながら見える煌びやかな東京の街の灯を、
私、うっすらとした酔いの眼差しの先に、眺めていたのでした。


関連記事
07:32  |  「順子の日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
 | HOME |