天草旅行
2020.07.18 (Sat)
「このまま、いいんでしょ。出して」
そう言われるまでもなく、純君の乱れた息遣いと、それまで以上に早まった腰の突き上げで、
差し迫っていることを感じさせました。
「駄目よ、危ない時だから」
そう言うと、それまで汗で濡れた背中に回していた両手を、彼の胸に当てて抗ったのに。
「あぁ、いい。昔と同じだ。僕たちの身体って、相性、ぴったりだよね」
いとこの純君。
小さい時から、歳が近いこともあって、仲良くしていたいとこ。
大学時代に、成り行きのまま、初めて身体を繋ぎ合った時、
いとこ同士だからなんでしょうか、
まるで、お互いが、お互いのためにできているような相性の良い身体に、
ひどく驚いたのを、覚えています。
その後も、そんな相性の良い身体を忘れられないで、
親たちの目を盗んで、身体を重ねあっていたのでした。
結婚のことは、親たちが許してはくれなかっただろうけど、
もしかしたら、夫婦になって、男の人のしるし受け入れて、
彼の子どもを産んでいたのかもしれませんね。
「あぁ、出すよ」
「いやぁ、堪忍して」
そう言ったのに、彼、逞しい腰で私の太ももを押し開き直すと、
さらに奥にまで突き入れられた、彼の膨れ上がった男の人のもの、
どくっ どくって、脈打ち出してしまったんです。
温かな彼の男の人のしるし、身体の奥に広がりだしたことを感じ、
それに誘われるように、私、身体を仰け反らせ、
「あぁ、いっちゃうわ」
正直にそう告げると、
安心な時ではないっていうのに、たくさん出してもらいたかったんでしょうね、
身体の求める快感、もっともっと深く欲しくて、
彼のもの、何度も柔襞で締め付けながら、いやらしく腰、擦り上げていたのでした。
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