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奈良での夜5

2020.05.11 (Mon)


自分の女の身体の奥から湧き上がる疼き、もう、我慢できなかったのでしょうね。
私、泣くような細い声を漏らしながら、慌てるようにして彼の逞しい腰に跨ると、
湯気の立つようにも感じられる熱く膨れ上がった、
彼の若い男の人のものに手を添えました。

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「あぁ、順子さん、いやらしいんだ」
「あぁ、ごめんなさい」

自分から、繋げようとする二人の性器、見られようとしているのに、
その恥ずかしさよりも、その時はただ、彼のもの、
早く、自分の身体の奥に迎え入れたかったのです。

彼の熱いものの先が、少しづつ、滴らせるほど愛液に濡れた、私の秘唇を、押し開きだすと、
早く根元まで迎え入れたくて、擦り付けるように腰、振っていたんです。


「中に入っていくのが見える」
「あなたのがいけないのよ。あぁ、すごい、大きすぎるわ」

そう、彼が言うのと同時に、
肉ひだを押し開きながら入り込んできた男の人のものの先が、
濡れた肉壁の奥に突きあたり、
それだけで私、鋭い悦びが走り抜けるのがわかると、
どうにもできない麻痺に、仰け反らせた身体を震わせ続けたのでした。

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その夜、思いもかけず、自分の身体に隠れていた、
恐ろしいような、女としての欲望を知らされた気がしました。

これまでの男の人との営みでは、導かれるままに、身体を開き、
望まれるがままに、男の人の欲望に応えてきたと思っていたのに、
この日の夜は、何度となく襲う悦びの後だというのに、
朦朧としながらも、何度となく、彼の若い身体にむしゃぶりついて、
その男の人のもの、自分の方から迎え入れ続けたのでした。

熟れ始めた私の女の身体が、同じ年ごろの夫のものではなく、
彼のような、若い男の人のもの、
どうしようもなく、欲しがる時期だったのかもしれませんね。

それは、自分では、どうすることもできないことのようにも思え、
身体の芯から湧き上がる悦びの求めるがままに、
そして、情熱的に求める彼のために、身体を与え続けたのでした。

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