城崎旅行6
2018.06.13 (Wed)
両脇の下から回された、大好きなパパの手のひらに戻った乳房を揉まれながら、
私の目の前に、仁王立ちすると、ゆっくりと、腰を寄せてきた彼。
押し開かれたお口の中で、緩やかに動く、
若者のそれにふさわしい、男の人のもの、唾液を滴らせながら、咥え込んでいました。
時折、喉の奥にまで届くように突き入れられると、
その太さと、長さを、思い知らされて、唇から唾液、滴らせながら、
うっすらと、涙さえ浮かべていたのです。
「あぁ、もう」
「なんだ、だらしないな、ちょっと、咥えられただけで、
まさか、女性とこんなこと、初めてじゃないんだろうね」
「それが、勉強が忙しくて、キスもしたことないんです」
ゆっくりと腰を振りながら、私のお口の中を犯し続けていた彼の、
そんな、細い声が聞こえていました。
そして、誰も、何も言わない湯殿の暗がりの静けさが、
彼が、そして、きっとパパが、この後の時間、何を求めているのか、物語っていたのでした。
それを察した私、
「駄目、そんなこと、パパ、かんにんして」
そう言って、背中を見せて抗ったのに、それまで華奢だと思えた彼の両手、
私のくびれた腰を、それまでに感じなかった強い力で、自分の腰に引き寄せると、
熱い男の人のもの、慌てるようにして擦り付けてきたんです。
「彼の、初めての女性になるんだよ」
助けを求めるようにして抱きしめていたはずのパパだったに、
そう、言われて、くちびるを重ねられるとると、
急に身体から力が、抜け落ちてしまったんです。
幾らもしないうちに、彼の望むところに、驚くほど熱い彼の男の人のもの、
お湯と、気持ちとは裏腹に滲ませていた愛液に助けられ、
私の肉襞を押し開くようにして、奥にまで、突き入れられてきたました。
「あぁ、すごい、女の人の中って、こんなに絞まるんだ」
そんな、聞きたくもない彼の言葉に応えるようにして、
細い悲しげな細い声を漏らすと、夫ではない男の人のものを、
たった今、しっかりと、迎えてしまったこと、
大好きな夫の胸の中で、告げていたのでした。
二度、三度ゆっくりとした動きを受け入れていました。
背中を見せて身体の奥に届いた彼のもの、
これまでには、経験の無いほど、とにかく、硬くて、硬くて、
私に、彼の若さを感じさせたのです。
その若さに正直に応えるようにして、自分の身体の奥、
その硬いもの、じわって、悦ぶようにして、締め付けているのが、分かったのでした。
「あぁ、堪らないです」
「かまわないよ、そのまま、出して」
パパのそんな言葉に、私、慌てて、髪を強く振りました。
だって、赤ちゃんのこと、本当に心配な時期だったんです。
「あぁ、良い!」
女の人のような、か細い声を聞かせた彼、乱暴なほど動きが早くなって、
とうとう、逞しい腰、私の身体が持ち上がるほど、強く押し付けてきたのでした。
「駄目ぇっ!」、声にならない声で、そう叫ぶように言ったのに、
それまで以上に、彼のもの、太く膨れ上がったことを感じると、
それが届いていた場所が、明らかに温かくなってきたことが分かったのです。
長い射精でした。
彼は曇った声を聞かせながら、その度に、
脈を打ち、跳ね上がり、そして、また、脈を打ち、
驚くほどの量の、彼の熱い大切な男の人の液、
人妻であるはずの私の身体の奥に、溢れるほど、注ぎ込んだのでした。
薄っすらと明けようとしている、微かな朝方の光が射し始め、
庭先にあるのだろう幾らかの木々が、影絵のように障子に映っていました。
私、ゆっくりと開いた目で、天井を見上げると、
ひとつ、息を吐き、浴衣の重ねに手をあてました。
明け方で、部屋の中はひんやりとしていたはずなのに、
なぜだか身体が、熱を帯びていたんです。
思いもかけない、けれど、そのできごとは夢に違いなかったはずなのに、
私の身体、まぎれもなく、薄っすらと潤っていることが、分かったのです。
それは、自分の身体が、逢ったばかりの若い彼の男の人のものを、熱い彼の男の人の液を、
本当は欲しがっていた、正直な証拠だったのかもしれませんね。