城崎旅行7
2018.06.20 (Wed)
昨日の夜は、パパから、しっかりと愛してもらったし、
その後も、お宿の次男坊の青年と、驚くほど硬いもので身体を繋げ合い、
そして、若く熱い男の人の液、溢れるほど身体の奥に注がれた恥ずかしい夢を見た私、
ちょっと、お寝坊して、遅い朝ご飯になりました。
他の人に気づかれないように、小さなあくびをしながらフロントに行くと、
「まぁ、随分とお寝坊だったのね、可愛がってもらったの?」
って、奥様に言われちゃいました。
俯いて何も言えない私の様子が、その応えだったのです。
もぅ、恥ずかしいわ。
午前中に、『城崎にて』のイモリのシーンに出てくる桑の木の場所に行ってみたいって、
女将さんに言うと、
歩いても行けない距離じゃないけど、ちょっと、遠いからって、
お宿の自動車を出してくれることになりました。
暫くすると、玄関先にライトバンが来て、
「おはようございます」って、
あぁ、次男坊の彼が、爽やかなご挨拶。
私、なんだか恥ずかしくて、彼の顔、まともに見られなかったんですよ。
若い人のものらしい、驚くほど硬い、彼の男の人のもので、
お口の中を犯され、背中を見せながら、身体の奥に迎えたのです。
そして、最後には、熱い男の人の液、たっぷりと注ぎ入れられた、
そんな、夢、見ちゃったんですものね。
やっぱり、自動車、お願いしてよかったみたい、
舗装された道路だけど、ずっと上りだし、歩道がないところもあって。
降ろしていただいたところ、
『城崎にて』で、城崎温泉に逗留されていた志賀直哉先生が、
お散歩の時に来られ、ふと偶然見つけたいもりとの関りをもった場所。
その場所なのか、その場所の手前なのか、
書かれている桑の木の場所が、ここだそうです。
道路沿いでしたが、静寂が、私たちを包んでいました。
見上げた桑の木の葉が、ヒラヒラヒラと忙しく動くことを待ち、
傍らにあるのだろう流れを探しました。
思いもかけず、道沿いの少し下を、電車が走り抜け、
暫くすると、また、同じような静寂が、皆を包み始めていました。
来てよかったって、思いましたよ。
大好きな夫、その妻でありながら、心ならずも身体を開き、今は、他人ではないNさん、
そして、夢の中で、あんなに狂おしく、迎え入れてしまった青年。
そんな、大切な男の人たちに、包まれていました。
『城崎にて』で、
尊敬する志賀直哉先生が、そのテーマのために使われたこの場所は、
今の私にとって、まったく、かけ離れた、違った意味合いの場所でしたが、
ある意味、幸せなところだったのかもしれませんね。
次男坊君の運転で、来た道を下っていくと、
「ロープウェイに乗ってみようか」って、Nさん、私の手を握ったのです。
「Nさんたち、行ってくればいいですよ、僕たちは、外湯めぐりしときますから」
えっ、そんなことって、思いましたが、
何か言葉を探そうとする間もなく、三人を乗せた自動車を見送っていたんです。
ロープウェイ乗り場の階段の前に、足湯や源泉の施設があって、
二人で温泉玉子、スプーンで頂きましたが、自然な塩味で美味しかったです。
大師山頂までを結ぶロープウェイ、
幸い、前に並んで立って、前を見ている若いペアだけ、
私たち、一番後ろのシートに座ると、Nさん、私の腰に、手を回してきたんです。
傍目には、仲の良い夫婦のように見えたかもしれませんね。
「昨日の夜は、どうだったの。可愛がってもらったの?」
髪を分けてささやく、Nさんの熱い息遣いを感じました。
「駄目ですよ」
ちょっと、笑みを浮かべながら、そう言いながらも、
昨日の夜、悦びの声をあげながら、自分から白い太ももを開き、
大好きなパパのもの、迎え入れたこと思い出し、
そっと、まぶたを閉じたのでした。
数分で着いた頂上には、見晴らしの良いカフェがあって、
お団子が美味しかったですよ。
城崎温泉街を、見下ろす素敵な眺めでした。
「温泉しかない小さな街ですが、皆、頑張って、工夫をして暮らしているんです」
そう教えてくれた自元の叔父さんの言葉が、こころに沁みましたよ。