2ntブログ
12月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫02月

みどりさんの彼と2

2018.01.17 (Wed)


99c754fd.jpg


宴もたけなわ。
私、酔いを醒ましに、バーベキューハウスの裏手にある、
林の入り口のベンチにひとりで行ったんですけど、
あら、みどりさんと彼、座ってるの見つけたんです。

丁度そこに、アメリカンフットボール部の、キャプテンが来たんですよ。

「あいつら、いちゃいちゃして、君もここ、座ったら」
って、手を引かれて、ベンチに座らせられました。
皆がいるところからは、いくらかの木立が、丁度、陰になっていました。

やだぁ、みどりさんたち、
だって、座ったまま抱き合って、キスしてたんですよ。
二つ離れたベンチでの、二人の様子を見て、
恥ずかしそうにしている私の腰を、その先輩の手が引き寄せたんです。

「僕たちも、ねっ」って。
えっ!って、驚きました。会ってまだ、ほんの僅かなのに、
慌てていた私の首筋の髪を分けるようにして、彼、耳元にくちびるを寄せてきたんです。

ぞくってする感覚が、身体を走りました。
そして、いやいやってする私の顔を少し強引に振り向かせると、
乾いたくちびるに、自分のもの重ねると、
熱い舌先で私のくちびるを分け、唾液に濡れた舌を滑り込ませてきたんです。

kiss1.jpg


やっぱり、酔っていたんでしょうね。
思いもかけないことだったのに、一瞬で、頭の中に霧がかかるようにぼぉってなって、
私、彼のするがままに舌を吸われてました。

呼吸が細い喘ぎ声に変わり始めると、
待っていたかのように、彼の大きな手が、私の胸に被さってきて、
ゆっくりとそのふくらみを揉み始めたんです。

1222 (2)


「おっきいんだね」
そう言うと、ポロシャツの下から手を滑り込ませ、背中のホックと上手に外したんです。

もちろん、抗いましたよ。
数メートル離れているとはいえ、近くにみどりさんたちがいるし、
皆の笑い声さえ、聞こえてるんですもの。

でも、あっと言う間に、彼の手のひら、
私の素肌の乳房に被い被さってくると、すぐに乳首を探し出して摘み上げ、
私に、甘い声あげさせたんです。

650f9994-s.jpg


抱き締められ、舌を絡ませ合い、ゆっくりと乳房を揉まれ、
木立から漏れ射す、淡い月の光に包まれながら、
自分の身体がとろけるようになっていくのがわかりました。

さっき、始めて会った男の人だというのに、
自分ながら、ふしだらだったと思います。

e523568a-s.jpg


ハウスの方から、彼のこと、呼ぶ声が聞こえました。
やっと、私の身体を離してくれた彼、
「経験、あるの?」
やっと、離してくれた私のくちびるからは、まだ、治まらない喘ぎが漏れていました。
何も応えない私を見て、どう思ったのでしょうね。

「また、逢えるよね。今度はゆっくり」って、
彼、もう一度、当たり前のように、くちびるを重ねると、
身体を離してくれたんです。

彼の肩口の向こうに、薄らとした朧月が見えたのを覚えています。

outside27.jpg




関連記事
16:14  |  「順子の日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
 | HOME |