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小舟の行方9

2017.11.16 (Thu)


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永い間、突き動かされる彼のものを咥え続けながら、
恥ずかしいような喘ぎ声を漏らしていましが、
急に唸るような声を聞かせられると、
強い匂いと、驚くほどの量にうろたえながらも、
私、くちびるをすぼめ、懸命に指を動かし、
男の人のしるしを吹き出し始めた彼のものの先に、舌先を絡めたのです。

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お口の中に納めきれない彼の精液、
喉の奥をゆっくりと伝い流れるのが、感じられましたが、
ふたりの喘ぎが治まり、
彼のものが、精液に濡れた私のくちびるからそっと抜かれるまで、
甘い声を聞かせながら、髪を振り続けましたよ。

すっかりと私のお口に出してもらって、彼に満足してもらいたかったのでしょうね。
それは、彼の妻ではなくても、ひとりの女の身体として、
仕方のないことのようにも思えていたのです。

彼が浴室から出て行って、ひとりに戻った私。
目を閉じたまま、肩を震わせながら俯くと、今しがた注がれた彼の名残の精液が、
くちびるの端から、つうーっと、お湯の中に伝い落ちたのでした。

そして、女としての身体の中に、本当は欲しかった彼のものが、注がれた時と同じように、
自分の恥ずかしい秘唇が、ヒクヒクって、震えたのを感じていたのです。

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建物や敷地の佇まい同様、食事は満足できるものでした。
海外でもご活躍した料理長の工夫された日本料理は、ミシュランガイドででも評価されたことが、納得できる内容だったのです。

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けれど、彼の声を聴きながら、彼の匂いを感じながら頂いた料理、
なんだか、胸が詰まって、こころの底から楽しめなかったこと、正直な時だったのです。

夕食20161118

これから流れる二人だけの夜の時間が、自分にとっては、やっぱり、耐えられないものだと、
そう、思えていたのかもしれませんね。

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