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近所付き合い

2015.08.01 (Sat)


今日は、梅雨の谷間の晴れの日。
ちょっと、蒸し暑いですが、
石川国際交流サロンで開かれている、
外国人留学生が製作した陶芸品などの展示会に、桐子さんたちと行ってきました。
外国の学生さんたちなのに、皆、上手でびっくり、お勉強って、大切ですよね。

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主人、今日は遅くなるっていってたから、桐子さんたちと夕食楽しみましたが、
今夜は、近所付き合いのこと、話題だったんですよ。

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ご近所付き合いって、難しいですよね。
幸い、私の家の場合、お隣と仲良くできていて、安心しているんですが、
仲良くし過ぎるのも、ちょっと、心配してます。

「どうしたの」
数か月前のある日、習い事とお買いものから帰ってくると、
家の隣の門の前で、ぶらぶらしてる徹君発見。
「部活、早目に終わったんだけど、家の鍵、持ってなくて」

お隣の長男坊、徹君、赤ちゃんのときから知ってて、
丁度、私の娘たちと、同じ兄弟構成で、昔から仲良くしてたんです。
庭遊びやバーベキュー、家族旅行、
ご両親がお出かけの時は、私の家に泊まりにきたこと何度もありましたよ。

「冬ソナ」をモチーフにした、メタセコイアの並木道がある街、
高級住宅街って言ってもらっているその街に、
家を建て始めた時期も、お隣と殆ど同じでした。
ご夫婦とも、もう、永いお付き合いになりましたね。

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「うちで待ってなさいよ」って、徹君、家にあげました。
昔から、こんなこと、結構あったんです。

サッカーの練習の後だったんで、徹君、汗びっしょり、
「シャワー浴びなさい、近江龍の中華まん、チン、してあげるから」
そう言ってあげると、徹君、嬉しそうにして、
勝手知ったるバスルームに入っていったんです。

「新しい下着、ここ置いとくからね」
シャワーの音のするバスルームのドア越しにそう言うと、
主人の買え置きの下着、それと、スエットの部屋着をストッカーの上に置き、
籐の脱衣かごに脱いであった、サッカーのTシャツや靴下、そして、下着、
洗濯機に入れたんです。少ないから、乾燥まで、すぐに終わるわ。

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私のところは娘だけなんで、若い男の人の匂いって、感じることってないんですけど、
脱衣場で洗濯機を操作しながら、なんだか、いつもと違う空気に気付いたんです。
徹君、身体はもう立派な大人、身長なんか、私を見下ろすくらいになって、
可愛らしいお母さんに似て、今流行の細面のイケメンなんですよ。
でも、ちょっと、困ってることあって。

前、コメントにも書いたんですけど、
去年くらいから、庭に干している洗濯物から、私の下着、無くなることがあって、
どうやら、犯人、徹君みたいなんです。

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北側にある徹君の家と、私の家の境目の煉瓦の塀には、小さな扉があって、
洗濯物干してる庭に、すぐに入れるんです。
もう、困るわって、言いたいんですけど、
そんなこと、本人にも、お母さんたちにも、言えないまま、
秘密にしてあるんですよ。

でも、男の人って、どうしてそんなことするんでしょうね。
女の人の下着、どうするんでしょうか、
まさか、自分で穿いてみるなんてことしないだろうに。
そんな格好、可笑しいですよね、ふふ。

随分長いシャワーから上がった徹君、
ダイニングのテーブルにアツアツの中華まん置いてあげると、
髪から水滴らせながら、嬉しそうに、それ、頬張ったんです。


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「どうなの、最近、学校の方は」
「うん、順調だよ、サッカーだってスタメンになれそうだし、勉強もまぁまぁかなぁ」
「へえ、良かったじゃない、いろいろ忙しい年頃だからね」

バクバクって、中華まん三つ平らげて、ほっとした表情で徹君、私の方、見たんです。
けど、その視線、あらっ、嫌だぁ、露骨に胸元に注がれてたんですよ。
水色の薄いサマーセーター、胸元が大きく空いてて、
胸の膨らみ、ちょっと露わだったかなぁ。

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「ガールフレンド、できた」
「えっ、まあね」
「可愛い子?」
「うん、でも」
「でも? 何よ」
「胸、おっきくないし」
徹君、ちょっと俯いて、そう、言ったんですが、
まぁ、私の方がちょっと慌てちゃいました。

「それはそうよ、まだ、中学生だから、これから、おっきくなるわよ、ふふ」
そう言いながら見た徹君、
私の胸元に、痛いほどの視線、注いでたんです。

やだぁ、駄目よ、私の胸、そんなに見ちゃ。恥ずかしいわ。
目の前の紅茶の水面に、徹君の、私の胸を見ている目が、
しっかりと映っていたのでした。

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