大雪の別荘で4
2015.02.08 (Sun)
男の人って、自分のものの大きさって、気にする人っているんでしょ。
抱かれる女性にしてみると、余り関係ないように思えて、
そんなことより、どれだけ、自分のこと愛しているかが大切だと思えるんです。
「うちの人のって、おっきわよ」
昨年、桐子さんが、そんなこと言ったこと思い出しました。
けれど、林の中の公園で、思いもかけず他人でなくなったあの時は、
その慌ただしさのため、そんなこと、感じるはずもなかったんです。
Tさんのもの、私の身体の中を進み、戻り、
奥にまで、すっかり根本まで受け入れ、
その先が、自分の身体の奥にまで届いたことがわかると、
私、大きく口を開いて、彼の背中に回した両手に力を込めました。
「どうだい、僕のもの」
ゆっくりと私の身体を楽しむように動き始めると、
彼、耳元に口を寄せてると、曇った声で、言ったんです。
応えることなど、何もできないはずなのに、
私を押し広げて、奥にまで届き突き動き始めたものを感じてしまった私、
「あぁ、太い」
思いかけず、小さく、うなづきながら、言わされてしまったのでした。
一瞬、彼のものが、私の中で、それまで以上に、膨らんだような気がしました。
男の人って、そんなふうに言われること、やっぱり、嬉しいんでしょうね。
ゆっくりとした動きが、少しずつ、早く、強く、深く、なってきます。
夫のしか聞かせてはいけない桃色の声が、
我慢することが出来ずに、口から漏れてでました。
それは、少なくとも今だけは、
私が、Tさんのものであることを許してしまったことを告げる
証だったのかもしれません。
けれど、その時になって、私、大事なこと思い出したんです。
今夜は、赤ちゃん、危ないってこと、それも、殆ど、間違いなく。
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