大雪の別荘で2
2015.02.01 (Sun)
「やだぁ、里子さん、ブラしないの??」
「えぇ、寒くないし。それに、これ、男性陣のお望みでしょ」
「やだぁ、いいの。おっぱい、見られちゃうわよ」
「夏もこの格好だったし、また、楽しいことありそうだわ」
そう、言うと、白い裸の上半身に、セクシーなベビードール羽織ったのでした。
楽しいこと? 知ってるわよ、里子さんとパパのこと。
えっ、まさか、今度も、そんなこと考えてるのかしら。
困るわ、私の大事なパパ、横取りしないでね。
季節の蟹と甘海老、本当に美味しかったです。
毎年食べ慣れているはずなんですけど、
今年は、なぜだか格別に。
それに、お刺身や茹でたりした他に、
グリルで焼き蟹にしてみたんですけど、とっても香ばしくて、
これが一番だったかもしれません。
皆さんも、焼き蟹、試してみてくださいね。
困ったことに、いつものように、Tさんの隣。
美味しい海の幸と日本酒で、満足な時間を過ごしましたが、
これも、いつものように、いろいろといたずらされちゃいました。
ベビードールのパンツから伸びた膝に、
お酒を飲みながらのTさんの手の平が這い回わりました。
そのくらいならいいんだけど、
腰に伸ばされた左手で、腰から抱き寄せられると、
耳元にくちびるを寄せられたんです。
いやぁん、くすぐったいわ。
里子さんとパパも、なんだか、いい感じ。
あらっ、里子さんの胸に、パパの手が被さってるんじゃないの。
やだぁ、それじゃ駄目でしょ、
なのに、里子さんたら、嫌がりもしないで、うっとりとした横顔を見せて、
パパの肩に頬を寄せてるんです。
少し灯りが落とされたリビングで、
六人、日頃とは違うそれぞれの相手と、楽しい語らいの夜をすごしたんでした。
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