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二度目の混浴2

2014.09.22 (Mon)

パパのいたずらの指に誘われて、
恥ずかしい声が少しだけ大きくなったと思えたとき、
私たちが背にしていた岩の影から、
小さな咳ばらいが聞こえたような気がしました。

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やだぁ、誰か、いるんだわ。
同じように気づいた主人、恐る恐る岩越しに覗くと、
「あら、いらっしゃったんですね」って、誰かに声を掛けたんです。

「すいません、ご迷惑だったでしょ」、
そう言いながら主人、咳払いの聞こえた岩陰の方に回り込みました。

ご婦人なんでしょ、そっち行ったら駄目よって、
主人の手引いて戻そうとしたのに、
そんな私に目もくれないようにして、
岩陰の夜目にも白く浮かび上がる、綺麗なご婦人の隣に寄っていったんです。

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もう、たった今まで、私の身体を楽しんでいたくせに、
パパ、駄目でしょ。

その時、
「おや、お友達が出来たのかい」
脱衣所から湯殿の方にこられた旦那様が、そう声を掛けられたんです。
私、急いで小さなタオルで胸元を隠しました。

「申し訳ない、奥様が、あんまりお綺麗だから、少し、お話をって思いまして」
パパ、奥様の身体から、少し離れると、ちょっと、慌ててそう言ったのです。
ほらぁ、叱られた、だから、駄目だって言ったのに。

「いや、いいんですよ。そのまま、そのまま。
 家内は、人と話すことが苦手だから、お願いしますね」
「それは申し訳ない、良かったら代わりに、うちのと話してあげてください」って、
主人、私の方に、目を向けたんです。
やだぁ、そんなの。

パパにそう言われたご主人、
嬉しそうに私の隣に、その逞しい身体を浸からせてきました。
「すいませんね、ほぉ、奥様、お綺麗ですね」
そう言って、私の身体、舐めるように見たんです。

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私、もう一度、タオルを広げ直して、胸を隠しました。
けれど、小さなタオルだから、私のふくよかな胸、隠しきれないんですよ。
それに、胸を隠すと、澄んだお湯のために、
隠しきれない恥ずかしいところも見えちゃうし、
もぉ、困っちゃうわ。

ご主人、そんな私を見て、視線を湯殿の縁の木々に移してくれました。
永く新潟の大学に勤めていること、
子どもたちも巣立って、お休みのときは、奥様と日本中を旅していること、
などなど、ゆっくりと、お話してくれました。

そういえば、さっき夕食のとき、隣の席で仲良くお食事されてましたねって、
私の方からも、少しずつ、お話をさせてもらったんです。
新潟の大学って言えば、兼六園でお会いした先生がおられるはずでしたが、
そのことは、お話しませんでした。
あの時は、お互い、ちょっと、恥ずかしい時間でしたから。

他愛もないお話を続けましたが、大学の先生だけあって、
なんだか、ひき込まれるような魅力を感じました。

肌が触れ合うほど隣に、会ったばっかりの裸の男性がいるというのに、
嫌な感じは全くしなかったのです。
肩に腕を回された時も、恥ずかしそうにはしましたが、
特に、嫌な素振りをしなかったのも、なぜだったんでしょうね。

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「素敵な胸なんですね」
そう言って、タオルの上から広い手のひらを被せられた時も、
そのまま、されるがままにしてたんですよ。
すぐそばに、主人がいるというのに。

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岩陰の向こうから、何かしら曇った声が聞こえたような気がしました。
やだ、主人たら、奥様にいたずらしてるんじゃないかしら。

そう思った時、先生の手のひら、タオルの下に忍び込んで、
直に、私の乳房、触り始めたんですよ。
流石に、身体をひねらせて、その手から逃れようとしたけど、
そのために、タオルが浮き上がって、
先生の手のひらにある、乳房、全部見えちゃったんです。

「駄目ですよ、奥様がいらっしゃるのに」
小さな声でそう言った時、
ここからは見えない岩陰から、明らかに奥様のものと思える、
か細い声が聞こえてきたんです。

「旦那様も、家内の身体、楽しんでるみたいですよ」
って、先生、改めて私の身体を自分の方に抱き寄せたのでした。

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タオルから完全にはだけてしまった私の胸、
先生の広い手の平、その乳房を、ゆっくりと楽しみ始めていたのです。
パパがいけないのよ、こんなところに誘うから、
それに、人の奥様に、そんな、悪戯するから。
ご主人以外の男の人だというのに、

優しく揉まれた胸元から、淡い快感が身体中に広がり始めていました。
先生の指先に、正直に反応した乳首も、硬くなりだして、
薄っすらと開いた唇から、微かに喜びの喘ぎが漏れていました。

いたたまれなくて、先生の肩に顔を寄せると、
タイミング良く、おとがいに手を添えられて、くちびるを求められたのです。

お風呂の中だとはいえ、裸の身体を抱き寄せられ、乳房をいいように揉まれ、
そして、くちびるを求められる。
それも、大好きな主人が、すぐ、そこにいるというのに。
混乱した私は、先生の求めるがままに、くちびるを委ねるように顔を向けたのでした。

無題
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