石川旅行5
2020.02.19 (Wed)
ごめんなさい、パパ。
これから先のことは、パパにお話してないんですよ。
旅行から帰った後も、本当のこと、お話ししなかったけど、
この夜、彼に抱かれてしまったんです。
身体に湧きあがる桃色の快感に目を覚ましました。
いつの間にか、生まれたままの姿、豊かな乳房を、自分の両手で揉んでいることに気が付きました。
そして、そんな恥ずかしいことをさせていたのは、
曲げられた太ももの間で、ぴちゃぴちゃと音を立て、愛液を啜り飲んでいる、
彼のくちびると長い舌先のせいだって気づいたのです。
自分の身体を染め上げ始めたの悦びが、
もう、後戻りのできないところまできていることを知らされ、
心配していた時間が、ゆっくりと幕を上げ始めたこと、はっきりと、知らされたのでした。
「順子の蜜の味、思い出したよ」
滲みだした愛液を啜ったくちびるを舐めまわしながら、彼、そんなこと、言ったんです。
京都の国立大学出身で、今、上場企業のエリートとして、
そして、夫として、父親として、順風満帆な日々を過ごす彼。
そんな彼の巧みな舌先に、私、誘われるがままに、悦びの声、漏らしていたのです。
大切なだんな様と、こんなことしちゃうだなんて、古くからの友人でもある、みどりさんに悪いわ、
と、今まで、何度も思ったのに、身体の悦びのままに、
また、過ちを犯そうとしていたのです。
その後は、彼の、したいがままでした。
少し、乱暴に咥えさせられたものは、
そんなこと、必要もないほど、硬く太く、喉の奥を突き続け、私、涙を潤ませたし、
秘唇にしゃぶりついて柔芽を舐め続ける、彼の熱い舌を感じながら、
私、泣き声を漏らしながら、手に握り絞めた彼のものに、舌を絡め、吸い続けていたのです。
太ももが、ゆっくりと開かれ、彼が腰を近づけてくると、
それまでの、私の舌で、硬くなったものの先が、だらだらと愛液を滲ませた秘唇の溝に沿って、
何度も擦られてきたのです。
抗うことはできませんでした。
みどりさんのことも、そして、夫のことも、ここにはありませんでした。
ただ、熱く燃え上がってしまった身体の求めるがままに、
彼のものを迎えるその時を、息を荒げながら、待つしかなかったのです。
彼のものの先が、幾らか沈み込んだと感じられた瞬間、
仰け反りながら、思いもしない、桃色の細い声を口元から漏らして、
私の両肩の近くに突かれた彼の腕を握り絞めると、
たった今、私の身体が、彼のものになってしまってことを、告げていたのでした。
奥に進み、戻り、そして、ヒクついた濡れた肉壁を押し開くように、更に奥に進み、
とうとう、彼の太いものの先が、私の身体の、一番奥に届いたことを感じさせられると、
ただ、それだけで、目の前が真っ白になるような悦びの頂に、
昇りつめていたのです。
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