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よし君とのそれから5

2014.10.13 (Mon)

シャワーを使いに浴室に行ったパパ。
引き出物を開けようとしたとき、携帯電話が震えました。

あらっ、よし君からだわ。

「おめでとう、綺麗な奥様だったわね」
「ありがとうございます。それが、赤ちゃんができちゃって・・・」
「えぇ、紹介があったから、良かったわね」
「それが、大事な時期だから、できないって」
「えっ、何が」
「セックス」
「あぁ、そうね、大事にしないと」
「それで」
「それで?」
「いいでしょ、また」
「なに?」
「順子さんと」
「えっ!」
「セックス」

浴室のドアが開いて、私、慌てて電話、切りました。

「呑み直そうか?」
「えぇ、着物脱ぐから、ちょっと、待っててね」

そう言って、座敷に入ろうとしたのに、
パパ、許してくれなかったんです。

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「着物を着た綺麗な順子、皆が見てたんだね」
「えぇ、随分と誉めていただいたわ、知らない人にも」
裾の方から手を入れられ、下から捲り上げられました。

「独り占めにしたいんだ」
「かまわないわ、私の身体、あなただけのものなんだから」

着物や浴衣姿のままに、パパに求められて、
身体を繋ぎあったこと、少なくはなかったんですよ。
二人の愛液で、着物が汚れる心配はあったけど、
それって、妻としての務めだから、仕方のないことですよね。

パパも慣れていて、
裾を大きく捲り上げると、私の下着を下ろし、
自分の熱いもの、ゆっくりと、後ろからあてがってきたんです。

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私の潤い以上に、パパの先から滲ませてくれていた透明な液に助けられて、
進み、戻り、ゆっくりと奥に届くと、
少しずつ、仲の良い夫婦の、慣れた営みの動きが始まったのでした。

帯を解いて、重ねを開くことはしなかったから、
パパの大好きな乳房は、着物の中です。
けれど、繋がっているところだけに、パパを感じて、
むしろ、悦びは強かったのかもしれませんね。

二人の身体が、パパのものだけで、繋がり合って、
激しく揺すられたんです。

自分のもので妻と身体を繋げ合い、よし君にゆだねていた私の身体、
今夜、夫である自分のものに、取り戻そうとしたんでしょうね。
何時になく、激しい突きに、私は敢え無く、
悦びの頂に、激しく昇り詰めることを告げたんです。

同時に注ぎ込まれたパパの液を感じ、
髪を振り乱しながら、嫌らしく腰を震わせる私。

けれど、アクメの瞬間こころに浮かんだものは、
思いもよらず、
「順子さんと、もう一度、セックス」って言った、
よし君からの言葉だったのでした。

身体の中で、反り返り、射精を続けるパパのものさえ、
今、ここにいない、よし君のもののように感じられて、
その温かな液に誘われながら、
再び、悲鳴のような、悦びの声を、聞かせたのでした。

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よし君との関係も終わらせると同時に、お勤めも辞めるつもりでした。
けれど、身体がそのこと、許してくれないかもしれないって、
名残惜しく私の中で脈づいているパパのものを絞めつけながら、
私、そう、思ったのです。

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