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佐渡での数日4

2017.02.02 (Thu)


自分では、どうしようもない、強い麻痺が、
白いシーツに横たわった、
何も身に着けていない裸の身体の芯を、
幾度も走り抜けるのが分かりました。

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その麻痺と治まらない激しい喘ぎのために、
手を当てている、たわわな乳房が、ゆったりと、揺れているのが、
まぶたを閉じている自分にも分かりましたが、
いくらもしないうちに、両膝に手のひらを感じると、
ゆっくりと、太もも、開かれたのです。

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けだるそうに頭を持ち上げた途端、
カシャッと、明らかな携帯電話のシャッター音が聞こえ、
幾らか開いた太ももの向こう側に、
幼くさえ感じられる、彼の笑顔が見えました。

「思い出にいいでしょ。顔は写ってないから」

えっ、って、身体を少し起こしかけたのが、いけなかったのでしょうね。
それまで、秘唇の奥に注がれていた、強い粘り気の彼の男の人の液、
どろりと、伝い流れだしたのを感じたのです。

「あぁん、こんなに、たくさん」

それは、清潔なシーツのくぼみに、まるで、溜まってしまうような量で、
私の身体が揺れるたびに、身体の奥から、
塊のような精液が幾筋も流れ、私を震えさせたのでした。

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彼から注がれた、粘り気の強い精液、太ももに滴らせ、
ふらつく身体、彼に抱かかえられながら、二人で、バスルームに向かうと、
シャワーの細いお湯を浴びながら、お互いの身体、洗いっこしましたよ。

彼、背中から回した両手で、飽きることなく、私の乳房を揉み続けてくれたし、
私は、おへそに付くくらい、跳ね上がった彼のもの、
泡にまみれた柔らかい手のひらで、摩ってあげました。

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初めて会った時から、少し時間はかかったけど、
素敵な時間を過ごして、約束だった大切な宿題を済ませた二人。

まるで、恋人たちのようにして、爽やかな海風の吹く部屋のベランダに出ると、
夕焼けに染まり始めた穏やかな日本海の海を、
身体を寄せ合いながら、眺め続けていたのです。

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甘い喘ぎが、自分のくちびるから漏れ、
その微かな自分の声に、うっすらとまぶたを開くと、
暗い部屋の中に、薄紫色の明け方の色が密かに忍び込んでいました。

一緒にって、楽しみにしていた先生と葵さんとの昨夜の夕食。
けれど、約束の時間、もうすぐって時になって、
ベッドサイドのフォン、緑色のランプの光を見せました。

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「ごめんなさい、彼、離してくれないのよ。今だって、やっ! 駄目」

慌てて受話器を置きましたよ。
お昼過ぎに着いていたホテル、あれからずっと、抱き合っていたのかしら、
そして、暗くなろうとしている今も。



仕方がないから、研一君とレストランで、美味しい海の幸を堪能しましたよ。

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「順子さん、ありがとうございました」
「ごめんなさいね、何もしてあげられなくて」

そう言って、白ワインのグラス、チンって合わせると、
なんだか、感傷的になってしまった私。

レストランの広い窓から見える、はるか遠くの漁火の灯が、
少しだけ、潤んだような気がしました。

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その後は、お部屋のソファーで二次会。
肩を抱き寄せられ、時折、くちづけを交わし、お互いの身体に触りながら、
取り留めもないお話してたんですけど、
朝からの長距離の移動と、彼との情熱的な営みのせいでしょうか、
お姫様抱っこされてベッドに運ばれた私、
そのまま、眠ってしまっていたのでしょうね。

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甘い喘ぎ声は、開かれた白い太ももの間で、
私のおびただしく濡れた柔芽を啜っていた、
彼のぞろりとした舌先のせいでした。

それに、薄っすらと開いていただろう、秘唇の溝には、
彼の、男の人にしては細い、二本の指、付け根まで挿し込まれていて、
肉壺の中の上の壁を、擦り摩っていたのです。

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「あぁん」

自分でも恥ずかしくなりそうな、甘い喘ぎ声が、くちびるを分けると、
吸い付いている彼の髪、それまで以上に、
手繰り寄せてしまっていたのです。

「ごめんなさい、私、眠ってたのね」

喘ぎの中で、やっと、そう言うと、

「順子さんが目を覚ますまでって、待ってたけど、我慢できなく」

そう言って、もう一度、顔を埋めると、
秘唇のひだを分けて、その長い舌先、差し入れてきたのでした。

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少しずつ、朝方の淡い光が、部屋の中に射し込んできたその時間、
彼の望むがままに、人妻であるはずの身体を、与え続けました。

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何度、悦びの声、彼に聞かせてのか、覚えていません。
随分と明るくなったベッドの上で、
本当に、息も絶え絶えの様子で抱かれ続けられていた私。

後ろから腰を抱き上げられ、
さっきとは違う、もっと奥まで、彼のもの、刺さるように届くと、
たわわな胸の房も、いいように揉まれていました。

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断続的な、叫び声のような恥ずかしい声、口から漏れるの耐えられなかったけど、
強い彼の動きに誘われるままに、
悦びの頂が、後僅かで、訪れようとしていたのです。

そんな虚ろな耳元に、お部屋のインターフォンの呼び出し音が聞こえました。

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「はい、あっ、おはようございます。えぇ、起きてますよ、ちょっと、変わりますね」

えっ!、駄目よ。だって、あなたに抱かれている途中なのに。

「順子、昨日はごめんなさいね。お夕食、一緒できなくて、そろそろ、モーニング行かない?」
「えっ! えぇ、それが」
「何? どうしたの。もう、起きてるんでしょ」

葵さんから、そう言われたのに、
彼、受話器、私の枕元にそっと置くと、
後ろから繋がっていた、
二人の愛液で濡れた自分の、それ以上はないほど、太くしたもの、
更に深く、ずぶりって突き入れてきたんです。

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「あぁん」

身体の奥に、彼のもの、しっかりと届いたこと告げる私の甘い声と、
微かではあったけど、ベッドの揺れきしむ音。

あぁん、駄目、葵さんに、聞かれちゃうわ。
そう思ったかもしれないけど、もう、どうしようもなかったのでした。

突き入れられる彼の逞しい腰の動きに合わせるようにして、
その液を求めて、悦びの頂を求めて、
二人の肌が当たりあう音を聞きながら、嫌らしく腰、振っていたのです。

そして、私の髪を分け、耳に噛り付いてきた彼の熱い息。

「あぁ、出る!」

どくっ どくって、たった今まで、声をあげて欲しがっていた彼の男の人の液、
熱い身体の奥に注がれ始めたことが感じられ、
その温かさに誘われるようにして、

「ごめんなさい、あぁ、また、いっちゃうの」

そう言うと、経験のないようにも思えるような強い悦びの頂に、
あえなく、昇り詰めてしまったのでした。

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あぁ、間違いなく、営みの様子、しっかり葵さんに、聞かれちゃったわ。







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16:02  |  「順子の日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(8)

Comment

先生と生徒がともに

すてきな女性を思いのまま与えてもらう至福の旅行でしたね~
この先も継続的関係が2組ともあったのでしょうね~
お互いのパートナーの交換もしたくなったり、実際行われたりしてたり…
我々は、想像の世界が膨れ上がります。
次回が佐渡最終章でしょうか?
今回の研一君が初めて女性を扱ってるように思えなくて…偽童貞だったのかなとずっと思いつつ読ませていただきました。
N部長との台湾も楽しみです!
わんぱく |  2017.02.02(木) 16:40 | URL |  【編集】

至福の旅行

わんぱくさん、こんにちは。
コメント、いつも、ありがとうございます。

本当に、彼にとっては、至福の旅行だったでしょうね。
でも、それは、私にとってもかもしれません。
随分と前のことになりますが、
やっぱり、良い思い出として、
今も、心に残っています。

でも、わんぱくさんの予想って、
本当に当たりますよね。
怖い、怖い。
ふふ。

コメント、ありがとうございました。
夕ご飯の準備終わったから、
これから、お風呂に入って、
帰宅する、パパを待ちますよ。

また、お願いしますね。
順子 |  2017.02.02(木) 17:03 | URL |  【編集】

興奮しますねぇ

順子さん、こんばんわ楽太郎です。

興奮冷めやらぬ文体にパソコン画面をのぞき込むように読んでしまいました。もちろん下半身は高校生のようですよぉ。

ご主人が順子さんのこのシリーズ読まれたら寝取られとしてはたまらないでしょうね。

3のコメでも書かれていた通りご主人は「研一くんと俺とどちらが良かった?あり得ないぐらい感じたんだね」と囁きながら怒張の一物を順子さんの秘淫に挿れた場面は想像できますね。

次のシリーズは順子さんの喘ぎ声を聞いた葵さんの提案でパートナー交換でしょうか?

次回も楽しみにしています
 |  2017.02.02(木) 20:03 | URL |  【編集】

寝取られとしてはたまらない

楽太郎さん、こんにちは。
コメント、いつも、ありがとうございます。

まぁ、高校生みたいなんですか、元気ですね。
でも、後が、たいへん。
奥さまに、鎮めていただいてくださいね。

どうだったんでしょうか。
でも、確かに佐渡から戻った夜、
気絶するほど、情熱的な夜、
過ごしたこと、覚えています。
彼と、主人と、二人の男性の液で、
いっぱいにされたんですよね。

コメント、ありがとうございました。
続き、読んでみてくださいね。

順子 |  2017.02.03(金) 15:46 | URL |  【編集】

撮る

こんばんは。
撮影するのって楽しいですよね。
なんだか、二人の距離が縮まるようで。
青い月の風景写真どなたが撮られたのですか?
海原 |  2017.02.03(金) 20:53 | URL |  【編集】

二人の距離が縮まるようで

海原さん、こんばんは。
コメント、毎週、ありがとうございます。

あっ そうですね。
あの時の写真、実は、その後、
私自身が、見ることになったんですよ。
二人の距離が縮まった気はしましたけど、
それ、彼のいいように使われたの、
困ったことでした。

月の写真、主人が選んだので、
私には、分からないんですよ。

コメント、ありがとうございました。
また、来週末も、よろしくお願いします。

順子 |  2017.02.03(金) 21:00 | URL |  【編集】

こんばんは。
月の風景センスいいですね。
勝手ながらその写真、使わせてもらってもよいですか?
父の絵画の趣味に使わせてもらいます。
また読みに伺います。
海原 |  2017.02.04(土) 03:12 | URL |  【編集】

写真

海原さん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。

えぇ、主人に聞いてみたところ、
特に、著作権の心配なものではないようです。
お父様の趣味に使われてくださいね。

また、来られてください。
来週も、お待ちしています。

順子 |  2017.02.04(土) 13:58 | URL |  【編集】

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