地中海旅行3 二日目の朝
2016.09.09 (Fri)
身体が揺れているのがわかりました。
うっすらと目を開くと、閉じたカーテンの隙間から、僅かに陽が射しているようで、
どんよりした頭の中も、だんだんとはっきりとしてきました。
「結構揺れたね、地中海って、こうなのかなぁ」
背中に温かみを感じると、夫の良い匂いが感じられました。
「飛行機の疲れがあったのかしら、よく眠れたわ」
差し込まれてきた腕を枕にして、かすれた声で応えるのが、やっとでした。
まさか、あの人に抱かれた夢を見てたなんて、いえるはずもないから。
でも、このブログで、その夢のこと、わかっちゃうんですよね。
パパ、ごめんなさい。
「なんだか、むにゃむにゃ言ってたよ」
当たり前のように、夫の左手が、この旅のためにパパに言われて買った、
透け透けのベビードールのボタンを上手に外すと、
後は、のびのびとこぼれ出た、彼の大好きな私の乳房、手のひらにぴったりと包み、
ゆっくりと揉んでくれたのです。
身体中に広がり始めたとろけるような快感を感じながら、
乗船二日目の朝を迎えたのでした。
昨日の午後、長時間のフライトを終えてやっとバルセロナ空港に到着。
移動した港での乗船手続きの後は、船内で日本人への旅行ガイダンス、
その後、予想以上に大きな船内を二人で散策するなど、
船が出港する夕方までの時間を、ゆっくりと過ごしました。
初めての夜ということもあるので、船内にある18もあるお店から、
一番フォーマルだと思えるレストラン「マンハッタンルーム」に。
大好きなワインの酔いに身体を熱くしながら、
夕陽に染まったバルセロナの街を出港したのですが、
ローマに向かう夜の航海は、思った以上に揺れたのでした。
「Yさんたちには、ちょっと、驚いたね」
大好きな主人の、人差し指と中指に挟まれて、驚くほど感じて硬くとがった私の乳首。
そんな甘い愛撫に悶える私に、そう、言ったんです。
「えっ! あぁ、飛行機でのこと?」
「そう、お盛んなんだよね」
「いいじゃないの、仲が良いのは」
そんなこと話しながら、暫くいちゃいちゃしてましたが、
バルコニーからの朝の日差しがだんだんと強くなってもきたので、
そのまま、身体をつなぎ合うことはしませんでした。
主人は、残念そうだったけど、二人ともおなかも減ってたし、
主人から、抱いてもらう時間、旅行中、いっぱいありそうでしたから。
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