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夜の兼六園5

2014.02.09 (Sun)


それは、ゆっくりと身体の中を伝い流れるような気がしました。
その感触を感じながら、諦めたように立ち上がった私に、
「上手なんだね、すごくよかったよ」
そう言うと、Tさんは嬉しそうに私を抱きしめたのです。
それって、私のこと、褒めているつもりなんでしょうね。
涙で霞んで見える、Tさんが言った言葉、私にはひどく辛く聞こえたのです。

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その時、聞きなれた主人の笑い声が聞こえました。
私は、はっと、いつもの妻の顔に戻り、
酔いも、性感も、見事に覚めきったのです。
私はTさんの胸を押して身体を離すと、慌てて身づくろいをして道に戻りました。
少し先の方を、葵さんと腕を組んで歩く主人が見えました。
たった今、暗がりで私の身に起こった、取り返しのつかない時間を、
主人、もちろん、知るはずもなかったのです。

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Tさん、私の腕に自分の腕を絡めようとしましが、私はやっぱり嫌がりました。
なのにTさんたら、私の耳元で、
「いいだろう。僕のものが、順子の身体の中に……」
私、身体が震えました。
そして、彼の求めるがままに、腕を絡められるしかなかったのです。

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この夜の出来事、主人に話してないんですよ。
叱られるでしょうね。
自分以外の男の人の精液が、妻の身体の中にあるってことを知ったら。

Tさんのもの飲まされた新年会の夜。
そして、昨夜は、あきらさんから、私のこと抱きたいとの誘い。
新年早々、どうして、こうなっちゃうんでしょう。
今年一年、妻としての貞操を守る自信、なんだか、無くなってしまった私でした。

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10:34  |  「順子の日記」  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

Comment

貞操が守られた(^_^;)

順子さんの貞操が守られたのか、下の蜜壺で受け入れるのと上のお口で受け入れるのでは、やはり違いますよね(^_^)もし順子さんの大事な蜜坪で愛していたら、妊娠の可能性もありましたし、それを知ったらご主人も落胆して落ち込みますよ、とっさの判断でお口で処理をした順子さんは男の性欲を理解していたのですね、私も含めて男の人は魅力がある女性が身近にいると、愛し合いたいと思ってしまうんです、まして一緒にデート気分だと欲しくて欲しくてたまらなくなる時があります、Tさんの気持ちもわかりますが、あまりに強引で、順子さんが引くのも解ります、それだけ順子さんが魅力がある方なんでしょうね(^_^)今度はあきらさんからのラブコールですか(*^_^*)モテモテ順子さんの危機が収まりそうにありません、期待してしまいます。
あきら |  2014.02.09(日) 19:54 | URL |  【編集】

性欲を理解

あきらさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。

ええ、あの時は、こうするしかありませんでした。
男の人は、一度出してくれると、暫くは静かにしてくれるから。
なんとか、逃げることができるだろうと、
思ったのです。

ああ、でも、これからもたいへん、
大丈夫かなぁって、思っています。

コメントありがとうございました。
いつも、楽しみにしています。
順子 |  2014.02.09(日) 20:34 | URL |  【編集】

とうとう

順子さんお久しぶりです。
エロ親父はスキーで転倒して肋骨5本もおっちゃって
しばらく大人しくしてました。

とうとう上のお口は奪われちゃったんですね。
まだまだいっちゃいそうでハラハラ。

今日は金沢泊まってるんで、
順子さんが近くで貞操の危機にあってるかと思うと
鬱勃起しちゃいます。
ともぞう |  2014.02.14(金) 00:47 | URL |  【編集】

私の街に!

ともぞうさん、おはようございます。
コメント、ありがとうございます。

まあ、たいへん、骨折されてたんですね。
スキーでは、ありがちですが、
お大事にされてください。

この街のどこにいらっしゃんでしょうか。
夕食のお相手でも、できたら良かったですね。

貞操の危機は、続いています。
本当に、怖いですね。

コメントありがとうございましt。
この街、楽しんでくださいね。
順子 |  2014.02.14(金) 07:55 | URL |  【編集】

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