ひろしとのこと6 ビューサンセット2
2019.02.12 (Tue)
「俺のが欲しいんだろ、そう、言えよ」
それまで以上に、彼から強く突かれ続けられ、
数えきれないほどの悦びのため、
もう、何も考えられなくなっていたように思います。
けれど、そう言われて、少しだけ、自分に戻ったんでしょうね。
男の人が、女の人との営みの中で、満足するためには、
自分のしるしを、相手の身体の奥深く注ぐこと。
人妻である私が、知らないはずはありません。
私に、経験のないほど、永い時間、悦びの頂を与え続けた彼の、
男の人として、当たり前の言葉を聞かされたのです。
「かんにんして、それだけは」
「たっぷり、だしてやるよ、奥に」
そう言うと、一度、抜き出した、
二人の愛液でしとどに濡れた自分の濡れた男の人のもの、
もう一度、私の秘唇に当てがいなおすと、一気に奥にまで突き入れてきたのです。
恐ろしいような快感が、再び、身体を襲いました。
たった、そのひと突きで、治まりかけていた悦びの頂に向かってしまうこと、
また、はっきりと分からせられたのです。
心配のない周期が、微妙な期だと思われましたが、
朦朧として、はっきりとはわかりませでした。
曇った声を聞かせ始めた彼に、息が詰まるほど、抱きしめられると、
それに応えるように、抱かれ続けられた女として、
彼の腰に太ももを絡ませ、
膨れ上がりだした彼の男の人のもの、もっと身体の奥に欲しくて、
擦り上げながら、自分の腰に引き寄せ、
嘘ではない、どうしようもない、自分の身体の正直な思い、
叫んでしまっていたのです。
「あぁ、欲しい、ひろしのが欲しい」
こんな瞬間が、出会って間もないはずの彼との間に訪れるなんて、
思いもしませんでした。
けれど、自分の身体の奥で、
それまで以上に、熱く、膨らみ始めた彼のものを感じると、
諦めるように納得した私、
初めて迎える彼の精液、できるだけ沢山出してもらいたくて、
腰、いやらしく振り続けながら、悦びの頂に昇りつめていったのです。
急に、彼の唸り声が聞こえ、身体が自分から離れると、
胸元に、熱いものが振り注がれるのを感じました。
曇った声を聞かせられながら、二度、三度、乳房に撒き散らされたのは、
まぎれもない彼の、驚くほどたくさんの精液だったのです。
まだ、硬さを失わない男の人のものの先から、
粘り気の強い、塊のような名残りの液が、伝い流れるのが見えましたが、
それ何度か、柔らかい乳首に擦り付けると、私の顔に近づけてきました。
「孕んだりして、面倒なことになるの、嫌だからな、ほらっ」
そう言うと、その濡れたもので、私のくちびるを押し開きだしたのです。
彼が何を望んでいるのか、分からないはずはありませんでした。
私、彼の望むままに、私をあれだけ悦びに誘ってくれた、
今は愛しくも思われるものに舌を絡ませると、
脈を打ち続ける彼のものの中から、残った精液、全部出してもらいたくて、
ゆっくりと髪を揺らし続けていたのです。
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