ひろしとのこと4 秘密
2019.02.04 (Mon)
彼の、恐ろしいほど反り返った男の人のものの先が、
薄っすらと開いていただろう、おびただしく濡れそぼった私の秘唇を何度も擦り、
滲み出たお互いの愛液が、
二人が繋がり合うための準備、もう、充分にできていることを知らせていました。
そして、彼の煮えたぎるように熱い反り返ったものが、
私の肉壁をきしませるように、押し開き、進み、戻り、また、進み、
とうとう、身体の奥にまで、しっかりと迎え果たしたことがわかった瞬間、
経験のないほどの、強い悦びのために、
私の腰は、跳ね上がり、
それ以上の悦びを求めて、お互いの恥毛が絡みあうように、
今までの自分は、知らないような細い声をあげながら、
彼に自分の腰、擦りつけていたんです。
「いいだろう。、俺に抱かれた女は、皆、そう言うんだ」
続けて二度目の悦びに打ち震えるまま、そう言われて彼を見上げると、
くちびるを舐める、いやらしい笑みが見下ろしていました。
それは、自分のもので、これだけ、私を強い悦びに誘い、
泣かせたことに、十二分に満足した笑みだったようにも見えたのです。
麻痺に震える私の柔らかい身体の上に倒れ込み、抱きしめてきた彼、
ぶつけるようにくちびるを求めた私は、彼の逞しい腰に、自分の両太ももを絡めると、
彼が言った言葉に応えるように、二人の性器のしっかりと繋がり合った腰、
それまで以上に、激しく、擦り上げてしまっていたのでした。
彼の求めるがままに、身体を繋げあいました。
引き上げた腰に、後ろから覆いかぶさった彼。
両乳房を、下から持ち上げるように揉み上げながら、
それまで以上に、驚くほど固く感じた男の人のもので、
突きさすようにして、激しく私の身体を犯し続けたんです。
それまでとは違う、更に深い奥にまで彼のものの先を感じると、
私は、彼のものが届いているだろうと思るお腹に手を当てながら、
どうしようもない快感から、逃れるように髪を振り続け、
恥ずかしい声、あげ続けていました。
強い突きに朦朧となりながら、何度か、お尻を叩かれる音を聞かされました。
これまで、男の人との営みの中で、そうされたのは、初めてだったのかもしれません。
けれど、その鋭い痛みには、私がその時まで以上に、彼のものに染め上げられること、
思い知らされたような気がしていたのです。
「良いって言うんだ、じゃないと、止めるぞ」
そんな恥ずかしいこと、言えるはずもなかったのに、
もっと、もっと、深い悦びが欲しくて、
シーツに顔を埋め、髪を振り乱しながら、彼の望む言葉、叫んでいたんでした。
数え切れないほどの悦びの頂に昇り昇りつめ、息も絶え絶えになった私の身体を、
しっかりと性器で繋げたまま、自分の腰に跨らせた彼。
下から突き上げ続けられた私は、たわわな乳房を揺らしながら、
彼のために、そして、自分の身体が求めるがままに、腰を揺らし続けていましたが、
彼の指先が、二人の繋がった性器に伸びて、濡れた柔芽を摩るたびに、
私、声を嗄らして、泣きじゃくっていたのです。
夫のこと、ほんの僅かも、こころに浮かびませんでした。
その、目を被うばかり姿の間、彼から与えられる、深く怖ろしいほどの快感を、
ただ、求め続けるしかなかったのです。
パパ、ごめんなさい、隠してて。
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