O先生との夜6
2018.08.20 (Mon)
私の中に、思いを遂げた先生。
けれど、私の身体を、一度では、放してはくれませんでした。
小さなテーブルの上に置かれていたドリンクを飲み干すと、
ごろりと横に寝転び、私の身体、軽々と自分の上に、跨らせたのです。
「いやっ」
先生の望むことを察した私、思わず、そう抗ったのに、
その時には、乱暴に開かれた太ももの付け根、恥ずかしい女の秘唇には、
最初の時以上に太く蘇った男の人のものが擦りつけられ、
ゆっくりと埋められ始めていたのです。
「ほら、また、君の中の入っていくのが見えるよ」
下からゆっくりと突き上げられながら、
思わず身体を仰け反らせて、細い桃色の声をあげた私の唇、
身体を起こし抱きしめてきた先生の、唾液で濡れた熱い舌が押し開き、
私のくちびる、息の止まるほど、吸いたてると、
それに素直に応えるようにして、
何のためらいもなく私、どろりと流れ込んできた唾液、
喉を鳴らしながら、啜り飲んでいたのでした。
「あぁ、何度でも、出したい身体だ」
二度、先生の身体の上で、悦びに震えましたが、
それだけでは、許してはもらえませんでした。
すぐに、白い私の身体に、先生の重い身体が被さるように重なってきて、
唾液の音を聞かせながら、首筋を吸いたてる先生の荒い息の中で、
曇るような声を聞かされたのです。
逞しい腰が、これ以上は無理だと思えるほど、太ももを押し広げて、
突き落とすように、私を、犯し続けていたのです。
心ならずも、何度、悦びの声をあげさせられたのか、覚えていません。
先生が、私の身体のすべてに満足するまで、もう、耐えるしかないと思えていたのでしょう。
「たっぷり、あげるから」
その言葉が終わらないうちに、唸るような声を聞かされ、
身体の中の先生のものが、それまで以上に、明らかに太く膨れ上がるのが分かり、
それに応えるように、自分の柔襞が、
先生のもの絞るようにうごめき出したことがわかったのです。
気持ちとは裏腹に、自分の首筋が仰け反り、身体の奥に温かさを感じたと同時に、
それに、上手に合わせるようにして、真っ白な悦びの頂に、昇り詰めていったのです。
永い夜が過ぎ、カーテンの向こう側に、ゆっくりとあけぼのの赤さが忍び差し込んでいました。
身体を包むけだるさと、幾らかの痛みを感じながら、何も着けない身体のまま、
そっと、バスルームに向かいました。
シャワーの細いお湯が、身体の隅々を流れ伝います。
ひとつ、微かにため息をつきました。
まだ、夜の明けやらぬ時間、もう、一度、身体を求められ、
おびただしい量の精液を注ぎ入れられていたのでした。
どう、くちびるを吸えば、どう、舌を絡めれば、
どう、腰を振れば、どう、柔肉を締め付ければ、
先生が喜んでくれるのか、しっかりと、教えられた永い時間でした。
朝方、注がれた先生の精液が、暖かなお湯と一緒に、
太ももの内側、ゆっくりと、伝い流れているようにも思えたし、
懐かしくも思い出される先生のしるしの強い匂いが、
正直、今は、愛おしくも思えていたのです。
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