O先生との夜5
2018.08.15 (Wed)
ベッドの端に、うつ伏せに寝かせられると、
床に立った先生の熱い腰が、後ろから触れてきたことが分かりました。
そして、私の唾液でたっぷりと濡れたご自分のもの、
それを待つようにして、うっすらと開きだしたと感じられていた秘唇に、
何度も、擦り付けたのです。
応えようもなくて、ただ、喘ぐしかなかった私でしたが、
異常なくらい、息遣いが乱れて、たわわな乳房が揺れるのがわかりました。
誰のものでもいい、男の人のもの、どうしようもなく、欲しかったのでしょうね。
「ほぉ、入り口も狭いんだね」
何度か腰を前後させると、溢れるような蜜液に助けられた先生のもの、
とうとう、私の肉壁に届くと、
M先生の言いなりのままに、今夜、初めて会ったはずのO先生の黒い性器、
自分の性器の奥にしっかりと迎え入れてしまったこと、
喉を仰け反らせた白い身体と、細い泣き声で、先生に告げたのです。
「なんて、いい身体なんだ」
ゆっくりと身体を揺すられながら、そんなこと、聞かされましたが、
思いもかけず、その言葉に誘われるようにして、
次第に悦びが湧き上がってきて、身体を押し開いているO先生のものを、
自分の柔肉が締め付けていることが、分かりました。
求めている男の人のものではなかったというのに、
さっき、初めてお会いした男の人だというに、
いいように揺すられることで、いいように突かれることで、
私の女としての身体が、先生の求めがままに、染められ始めてしまったのです。
「一度、済ませるからね、出してもいいんだろ」
そう言うと、大きな身体を倒してきた先生、
背中越しに、厚く大きな舌で、私の頬を舐めまわすようにすると、
それまで以上に、私の腰を強く抱きしめてきたのでした。
あぁ、注がれてしまう。さっき、会ったばっかりだというのに、
その人の男の人の液、身体の奥に、出されてしまうなんて。
でも、私のこころではなく、でも、まぎれもない私の身体が、
正直に、そのこと、求めてしまったのです。
とうとう、それまで以上に、奥にまで突き入れられた男の人のものから、
熱い印が注ぎ込まれ始めたことを感じると、
その身体の求めるがままに、
待ち望んだ悦びの頂に、激しく登り詰めていくしかなかったのです。
うっすらと意識が戻ると、
自分の頬が、生暖かいもので擦られていることに気づきました。
それは、今しがた、私の中で、男の人の務めを終えた先生のもの、
湯気さえ昇ろうとしているかのように見えたその先からは、
つうーっと、名残りの白い液が、伝い流れて細い糸を引いていました。
私、言われもしないのに、
さっきよりは、幾らか柔らかくなったと思えるそれに手を添えると、
息も絶え絶えにお口に含み、
残っているだろう、自分を悦びに導いた強い匂いのする液、吸い出そうとしましたが、
先生の精液と私の愛液に濡れたそれ、
さっき、初めて身体に迎えた時と同じように、
私のお口の中でだんだんと固くなってきたように、思えたのです。
「むぅ」って、先生、気持ちの良さそうな曇った声を聞かせながら、
ゆっくりと腰を揺しながら、それ、脈打たせると、
その度、私ののど奥に、いくらかの名残の液が流れ込んでいたようにも思えたのでした。
「どら、見せてごらん」
先生、そう言うと、私を仰向けに横たわらせると、
白い太ももを胸に着くように折り曲げて、そして、ゆっくりと押し広げると、
私は、呆然としたまま、先生のするがままに、身体を開きました。
「あっ」
私の恥ずかしい秘唇から、納めきれなかったたくさんの先生の印、
つうーって、溢れながら、恥ずかしい後ろの部分まで、流れ伝えようとしたのです。
レースのカーテンが開かれた窓に、逃げるように眼差しを向けた私。
涙に潤んだ目に、うっすらとした灯りが移る川面が、おぼろに見えていたのを覚えています。
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